見出し画像

③発達障害・小4男子が「全国小学生統一テスト」を受けてみた。

特別支援級の在籍で、学習レベルが判らなかったウチの子が統一テストを受けました。

【4年生の6月に「統一テスト」を試してみた】

 1年生入学から、自閉症・情緒障害特別支援級(情緒学級)に在籍し、1学年2人きりで勉強してきたユキですが、人一倍、本や漫画を読みます。4年生の頃は、「ドリトル先生」シリーズや歴史漫画「風雲児たち」を読んでいました。「風雲児たち」をきっかけにどんどん日本史に詳しくなり、また、古生物に詳しくて、最近の出来の良い小学生向け図鑑を隅から隅まで読むので、生物の類型や進化に関わる知識は大学受験並みに…。その一方で、体力テストは毎年E判定。ASDの子供たちが好む「電車」「マイクラ」にはあまり興味をしめしません。かろうじて自転車には乗れますが、やたらと転びます…。休みも外へは行かず、専らマンガかスクラッチをポチポチ・ゴロゴロ…。です。

 そんなユキの学力を知りたい!でも、情緒の特別支援学級ではテストが無いし…ということで、思い切って中学受験で有名な四谷大塚の「全国統一小学生テスト」を受けさせることにしました。

 会場は最寄り駅の受験塾。4教科のテストです。テストなんて受けたことが無かったので、途中で逃げ出して帰ってくることも見越していましたが、しっかり受験し、最後の講評も聞いて、知らない同学年の子供たちと会場を出てきました。

【結果は、偏差値54】

普通~。うれしい!普通だぁ~?!
…ユキには「変わってる方が素敵だよ。ママは変わっている子が好きだよ~」と常日頃伝えていますが、普通の成績が嬉しい…。特に本読みキッズのユキは国語の成績は偏差値60を超えていました。算数は45…。まぁ。仕方ない。調子に乗って、4年生11月の同テストも受験。結果は同じくらいだったので、漢字以外の国語は、かなりできる。算数は平均以下だけど基本はできてる。この辺りがユキの実力なのでしょう。
 発達障害も、本当に様々で、勉強はできるけど、社会に出てから困りごとを抱える人もたくさんいます。冷静に考えれば、勉強が普通にできたからって、なんなのさ。とも思わなくもないですが、この時はとてもホッとしたし嬉しかったのです。


④「小学5年生。スクールカウンセラーのアドバイスで2度目のWISCを受ける」に続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?