ビールの選び方とぼくの好きなビール

みなさんビールはお好きでしょうか。週に2回は海外のビールを買ってきては飲んでいるビール好きの私が、ビールが苦手な方もお好きな方も、ちょっと飲んでみたいと思えるようなビールたちをご紹介したいと思います。

どうやって選んでる？

ビールって色々と種類があります。よく聞くものだとラガーとかピルスナーだとか、最近流行っているものだとIPAとか……色々あってよくわからないと思うので、そういう細かい種類は抜きにして、初心者向けにざっくりと2つの観点に分けてどう見ていけばいいかを書いていきます。

まずは色

色です。だいたい4種類くらいと思っておけばいいです。

①まずはよくある普通のやつ。黄色みたいなやつ。あれ何色っていうんですかね。オレンジでもなければ、黄色ってわけでもない。おいしそうな色です。この色は割とスタンダードなもののことが多いです。安定のおいしさ。

②次は琥珀色。ものによりますがこの色はエール系と呼ばれるものが多い印象です。どんな味かというと、日本人にとっての普通のビールよりも味が濃く、アルコールの風味がガツンと来ます。ビールの味が好きって人にはお勧めです。おいしくて好き。

③黒。これはとにかく黒です。ギネスビールが有名ですね。スタウトというものが多かったりします。味は黒糖のような強い甘みとコーヒーのような香りがするとよく言われてます。おいしいです。

④最後は白です。ホワイト。ビールは大麦を使っているのですがこの色は大体小麦を使っています。ゆえに苦みが少なく癖がないです。小麦の香りはもちろん、オレンジピールが添加されていると柑橘系のような香りがします。ビールが苦手な方は是非試してみてください。ちなみにぼくはこの種類から入りました。おいしい。

ってなわけで4種類の色でした。

まだ選べない？

そうですよね、色がどうこう言われても好きかどうかなんてわからないですもん。なのでもう一つの選び方、それはズバリ、ラベルです。

味がどうこうとか気にせずおしゃれで気に入ったデザインのものを選んだらいいんです。万一、味がそんなだったとしてもおしゃれだったらSNSに挙げられるし、花瓶とかにもできるし。肩の力抜いて、そんな気負わないでください。まあ、デザインまで気を配っている醸造所はきっと味もおいしいですから。まんまと釣られてください。

以上の2点、ビールの色とラベルで選んでください。色も調べるのがだるかったらラベルだけでもいいです。まずは買って飲んでみるといいんです。おいしいんで。

そんなわけで選び方を教授しましたが、こっからはぼくの偏見でおいしいビールを5つ、サクッと写真付きで紹介していきます。知らない単語とか出てきますが読み飛ばして大丈夫。

1．伊勢角屋麦酒ペールエール

まずは日本からということで、伊勢のブルワリー(醸造所)。本当にここは間違いなくおいしいです。スタンダードのものということでペールエールを選びました。味としては、のど越しよく、さわやかな苦みと香りで非常に飲みやすいです。日本のラガービールに飲み慣れている方は是非。気に入ったらこの醸造所の他の種類も飲んでみてくださいな。

https://www.biyagura.jp/

2．ヒューガルデン・ホワイト

ベルギーのベルジャンホワイトというスタイルのビールです。ぼくがビールにはまったきっかけです。これは上で述べた、白いビールにあたり、小麦をもとに、オレンジピールとコリアンダーを加えた、苦みが少なく、絶妙な香りがするビールです。ビールニガテという方には一度飲んでいただきたい。きっと驚きますよ。

3．ブリュードッグ　パンクIPA

バーでの写真ですみません。3つ目は最近流行りのIPAスタイルです。ホップが大量に入っており、フルーツのような強い香りと強烈な苦みが特徴です。中でもスコットランド出身のブリュードッグは洗練された香りと苦みで大ヒットしています。ビール気になるかもという方は試してみてはいかがでしょう。

4．ブルックリンラガー

(画像は見つからず拾い画ですみません)

ニューヨークのブルックリンブルワリーが作ったクラフトビールの火付け役ともいわれるビールです。IPAほどではないちょうどいい苦みと華やかなホップが香ります。アメリカの会社ですが、キリンが資本提供とやらで日本にたくさん流通させてくれています。感謝。個人的には爽快感が抜群でリピートで何度も買ってしまいます。超おすすめ。

5．ドゥシャス・デ・ブルゴーニュ

最後はこちら。ベルギー発祥のフランダースレッドエールと呼ばれるスタイルのビールです。特徴はなんといってもブドウのような酸味と上品な甘さ。多くのビールは金属の樽で作られるのですが、このスタイルはオークの樽でつくられ、オークの香りがビールに移るそうです。唯一無二のビールといってもいいくらいとがっていますが、それでいて本当においしい。ごくごくとはいかず、ちびちびと味わって飲みたい傑作です。

以上苦心しながらも5つ選びだしました。この他にも良いビールはまだまだあります！この記事をきっかけにビールの広い世界へと踏み込んでいただけたら幸いです。ぼくもまだまだですのでお勧めがあったら教えてくださいな。では。