見出し画像

アーユルヴェーダからみるベジタリアン、ヴィーガン

Mālie AyurvedaのJessicaでございます。

ベジタリアン、
ヴィーガンという言葉は
日本でもよく聞かれるようになりましたね。

私が住んでいるオアフ島でも、
ヴィーガンやベジタリアンの専門店が
いくつもあります。

普通のお店でも、
ベジタリアン用にメニューを
変えてくれたりするほど、
認識として浸透しています。

言葉としての認知はされていますが、
ベジタリアンや、
ヴィーガンだから健康
ってことはないんですよね。

実際に、
ヴィーガンの人で
アレルギー持ちと言うのは珍しくないです。

それはなぜなのでしょう。

理由は、
「消化」することが難しいものを食べているから
だと私は思います。

本記事は、
ベジタリアンや、
ヴィーガンというカテゴライズよりも、
「消化」を意識してみてね、
というメッセージです。

ナッツ類を食べることは健康なのか

例えば、
ヴィーガンだと、
ナッツミルクを飲んだり、
チーズの代わり
にナッツを使用したチーズを作ったりします。

アーユルヴェーダ的に見れば、
ナッツは密度が高いので、
消化がとても難しい食材です。

それらを多量に摂取することは、
身体にとっては負担です。

つまり、
ナッツを食べることと健康は、
アーユルヴェーダの視点から見ると
関連性がないのです。

理論と日常生活のずれ

理論的には、
ナッツ類は不飽和脂肪酸のリノール酸を多く含み、
悪玉コレステロールを下げる
という見解は正しいです。

ただし、
ナッツ類を大量に摂っても
消化吸収することができません。

消化吸収ができないものを
大量に食べるということは、
消化不良を引き起こすと言うことです。

消化不良は便秘を引き起こす可能性が高く、
現代でも特に多くの女性が
悩んでいるのではないでしょうか。

更に、
長期的に見れば、
消化できない体づくりは
腸内環境を悪化させます。

疲労、抜け毛、体臭の悪加など、
病名のつかない不調に
見舞われることになります。

これらの理由から、
完全菜食であることと、
健康増進というのは
イコールではないのです。

もちろん、
添加物いっぱいの
遺伝子組み換え飼料で育った
牛さんのお肉を食べるよりは
健康そうですよね。

ただ、ベジタリアンや、
ヴィーガンの食材やおやつは
100%無添加であるという記載は
どこにもありません。

私も半年程度でしたが
ヴィーガンを実践してみた時期もありますし、
そのようなライフスタイルを実践する
友達も何人もいます。

でも、自分で
ヴィーガンとベジタリアンを
実践して分かったのは、
食材を消化できなければ、
「健康」になるのは難しい
ということです。

だから、
アーユルヴェーダで重視する「消化」の重要性を、
一人でも多くの方に気づいていただきたいのです。

私たちは地球と調和する

私は、
どのようなライフスタイルを選んでも、
正解だと思います。

ですので、
アーユルヴェーダを学ぶために
ベジタリアンになる必要は
全くありません。

私が重視しているのは、
地球と調和することです。

化学的なデータはもちろん有益です。

ですが、
私たちの生活って、
数値で測れませんよね。

季節や気候、年齢などからも
影響を受けています。

ですから、
化学的なデータを入手しつつも、
自分の感覚を優先する時が
あっても良いのではないかと思います。

アーユルヴェーダの視点から、
ベジタリアンとヴィーガンを見ると、
結論としては、どちらでもOK!
となると思います。

なぜなら、
カテゴライズすることよりも、
「消化」できる身体であることが
重要であると思うからです。

ベジタリアンやヴィーガンにならないといけない、
というマインドで行う場合は、
おそらくヴァータを乱し、
不要に減量してしまったり、
肌質が悪くなってしまうような気がします。

消化については、
また別の記事で記載しますね。

本日もお読みいただき、
ありがとうございました。

インスタグラムもどうぞ♪



自分の魂とつながるアーユルヴェーダ

Mālie AyurvedaのJessicaより

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?