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日本語講座の第2回目の授業

前回は、「みんなの日本語」を導入する前の、準備段階である1回目のクラス「日本語の特徴と自己紹介」のスライドを紹介致しました。

日本語は、定番の教材である「みんなの日本語」を使って教えていますが、最初の授業からスイスイと進めていくためには、生徒さんたちに「ひらがな」「カタカナ」は最低限覚えておいてもらわないと、大変です。
前回の有料部分のスライドは、
 ・日本語の特徴
 ・日本語の発音の特長(これは「みんなの日本語」や各サイトでも扱って
  いない場合が多いですが、私は重要視しています。
 ・「ひらがな」「カタカナ」の書き順の確認
 ・自己紹介の仕方
以上の教え方を、板書例や教師の確認ポイントも含めて説明しています。
よろしければ、参考にしてください。

「みんなの日本語」を教材

「みんなの日本語」を使って、日本語を教えていきますが、日本語の初心者に、日本語を教える場合の授業を仮定しているので、最初の数課には、ローマ字で発音を記し、英訳もつけるようにしています。
また、文の意味なども英語で説明しています。

この「みんなの日本語」のスライドは、「みんなの日本語」各課を、1時間の授業3回で進めるのを前提にしています。
実際に、「みんなの日本語」をしっかりと教えるには、最低でも、1時間x3回くらいの時間は必要になるでしょう。
また、スライドの最後には、教案や板書例もつけていますので、それを参考に、授業を進めていただければと思います。
さらに、基本文型の説明だけではなく、練習問題もできる限りスライドに盛り込んで、効率よくQ&A形式の授業ができるようにしています。
練習をさらに行う場合には、さまざまなサイトで、イラストも豊富な練習が紹介されていますので、それらを活用いただければと思います。

「みんなの日本語」第1課①

では、「みんなの日本語」の第1課からスライドを確認していきましょう。
第1課では、自分の名前や年齢、職業などが言えるようになり、また相手に尋ねることができるようになることが目標になっています。
異文化の方々と、心を開いて、適応していくためには、自己開示が必要です。
また、自己開示をするには、自分のことについてしっかりと話ができること、また同時に、相手の自己開示を真摯に聞くことが重要です。

おろそかにしがちですが、やはり自己紹介は非常に重要です。
また、生徒の皆さんと、これから楽しく授業を進めていく上でも、できるだけ早くお互いを知り、信頼関係を築けた方がいいです。
この授業では、一人ひとりの方と、まずは楽しく紹介し合う方が優先だと思います。
その中で、間違いなどがあれば、正していきますが、これから進めていく授業に期待感や「ワクワク感」をもってもらうことが肝心です。

わかりやすいように、イラストを多用しています。
緊張の糸を、お互いがほぐれるように工夫しました。
お互いが緊張しているはずなので、和やかに、談笑を交えながら、授業を進めていただければと思います。

では、スライドをご覧ください。

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