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「やたら記憶に残るアイデアのしくみはコレだ」という名著を読んだ

名著と名高い『アイデアのちから』を読みました.世の中には,一度聞いたら忘れられない,やたらと「記憶に残る」メッセージやアイデアがある.その「記憶に残る」アイデアの構成要素は何かを調査しまとめたものです.SUCCESsのフレームワークとして知られています.

本書を読むと,良い意味で,読む前の自分には戻れなくなります.本書自体が「記憶に残る」手法を用いて書かれているためです.本書を読んでから,「この広告は,このテクニックを使っているな」とか,「このメッセージだと抽象的すぎて,記憶に残らないだろうな」とか,自動的に考えるようになってしまいました.

本書には,「良いアイデア」と「ダメなアイデア」の具体例がたくさん紹介されています.これらがとても印象的で記憶に残る.本書を読み,「新しい見方」をインストールしてみてはいかがでしょうか.アイデアは創造するだけでなく,発見することもできることに気づくと思います.

おわりに

「記憶に残る」という観点でみると,今の自分の行動には見直す部分がありそうだと気づきました.

本は情報収集の道具として,たくさん読んだほうが良いと思ってきたが本当か.「3つ言うのは,何も言わないのに等しい」,クリントンの選挙陣営ででてきた言葉が引っかかる.「情報をたくさん入れることは,何も入れないのに等しい」のではないか.週に1冊の本をじっくりと読む.できればリアリティを感じれて,ついつい自分も考えてしまう,小説とかを.

情報収集に偏りすぎて,体験の価値を見落としていたな,と反省しました.

以上です.最後まで読んでくれてありがとう.

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