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バズった後に炎上あり。ホームラン狙いの記事は敵を作るので皆気を付けよう

最近noteでは、意識してホームラン狙いの記事を週1くらいで書いています。

noteのフォロワーの方に楽しんでいただく普段着の記事とか、投げやりキッチン、小噺とはまた別の種類のやつです。

これは私がnoteを通じて多くの方に私の存在を知ってもらうという位置づけでやっているので、刺さるときとあまり刺さらない時がどうしても出てきてしまいます。

ただ。
もう4か月くらいこのアプローチの記事を試していますけど、場外ホームランクラスのやつも出てきています。

どのような形が良いのか?という点についてはまだまだ分からないことだらけで、反省しても仕方がないのでとにかく量を増やして試すだけだと思っています。

当たる機会は出てきているので、悪い着眼点ではない。
だから、これでいいんです。

これもまた自分の型になってきたかなとかなりポジティブに捉えています。あと1年くらいこのやり方を通したときに、果たしてどれだけ多くの方に知っていただけるか?というのは楽しみなんです。

一方で。
このホームラン狙いってやつはかなり怖いと思うこともあります。

これ
一度当てたら思うんですけどね、
凄く強気になるんですよ。

自分が書いたものに対して自信が出てくる。
そうすると、更に多くの方に知ってもらいたくなる。

ホームラン狙いっていうのはつまり、結構攻めたことを書くわけです。攻めていることが当たっているとなると、違う世界とかジャンルでも攻められる気がしてくる。

だから、更にパワースイングするんです。

そうすると。
また当たるんですよ。

おお、やっぱりこれでいいんじゃないか
自分ってのはなかなか大したもんだ
感覚を信じて攻めていけば大丈夫なんだ

ってことになってくる。

まぁ攻めてまぐれ当たりじゃないわけですから当然と言えるんですけど、攻めても大丈夫っていう姿勢になってくるんですよね。

たぶん攻めてある程度人の心を掴めるっていうのは腕が無ければ出来ないことだとは思うんです。そんなに当たる記事なんて連発出来ないですから。

それは事実なんです。ただ、その事実を過信してしまうサイクルに入ってくる。攻めの姿勢のまま常に成功できるかというとそうではないんです。

何度か攻めの記事が当たるときが一番怖くて。
この辺りで、反感を持つ人が出てくるようになります。

で。

ちょっとした記事の、ちょっとした表現に過ぎないと思っているところで批判なのか非難なのかもはや分からないんですけど、罵声を浴びるわけです。

本当に不思議だと思います。

私は無料ブログとかmixiとか不特定多数の方に自分の記事を読んでもらうようになってから20年近く経過しましたが、何度かこのサイクルを経験しています。

全ての記事に気を配っている時は、罵声を浴びることは無いんです。そして罵声を浴びるような記事って、客観的に見ても何がそんなに怒られているのかもよく分からない。

これには二つ理由があって。

一つは、私のことを嫌いな人が本当に大したことが無い部分について罵声を浴びせているということ。

そしてもう一つが、私自身がホームラン狙い過ぎて、相手の目線を忘れてしまっているということ。

どちらもあると思っています。

人の心をつかむような記事って、私の経験則だと結構リスキーではあると思うんです。攻めているからこそ切り込めないところを書ける。私が打てるホームランって基本的にこの種のものです。

切り込めないところのことを書くっていうのは、様々な方の様々な想いがある。だから、バズった時には声を出していないかもしれないけど、既に敵を作っていることもあるんです。

そして、彼らは私の揚げ足を取れるタイミングを見計らっている。そのことに対する自覚が無いまま攻めていると、気が付いたら燃えている。

バズるっていうのは必ずしも全員共感している訳ではないですし、注目っていうのは良い方にも悪い方にも働くことがあります。

だから。
バズったときほど気を付けなければいけない。

個人的に一番恐ろしいと思うのは、落とし穴がバズった直後ではなくて、そのアプローチで成功を重ねた後にあるという点です。

脇も甘くなるし、自信が過信になることもある。
そこを逃さないところが本当に恐ろしいんです。

これをご覧になっている方も、noteを書いていると注目を集めたいと思われることもあるかと思います。

怖いのは、注目を集めた後だということを覚えておいてほしいです。なまじ名前が通ってしまったばかりに騒ぎが大きくなることもあります。そしてその後の対応を間違えると、鎮火するまでに労力も時間も要することになります。

身内を相手に、普段のスタンスで書いているうちはいいと思います。ただ、身内ではない人間が読むようになると、そしてそれがスキを見せた時に叩く準備をしているような類の人だとしたら、本当に面倒なことになります。

多くの方に想いを届けようと思うのは自然なことですが、このようなことになることもあるので、覚悟はした方が良いと思いますし、そして注目を集めた後こそ引き締めるべきであることは、この記事を通じて伝えたいところです。

noteを去る方も、この1年半で見届けてきました。
成功を語る人は多いですが、実は失敗を語る人はそれほど多くありません。

何故かって?
自分の失敗なんて、語りたくないからですよ。

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