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相撲ライター西尾克洋の投げやりキッチン:第八回 肉じゃが

共働きの我が家にとって、副菜を作り置きしておくことは平日の食糧事情の生命線になる。

きゅうりのふじっこあえ。
こんにゃくの煮物。
カボチャの甘煮。

そして、肉じゃが。

この辺りは手軽に作れて、しかもまぁまぁ日持ちするのでかなり重宝している。

ただ、この肉じゃがについて私が気づいたことがある。
肉じゃがってどこで食っても味同じじゃねえか?

肉じゃがといえば「得意料理として公表したら家庭的」という謎のレッテルが存在していたが、今は果たしてどうなのだろうか。まぁそれはいいとして、

古びた農村で1年に1度の帰省の時におばあちゃんが作るのも、スナックでママが作ったのか誰が作ったのか分からないようなやつも、近所の西友で適当に買って来たやつも、そして我々世代では家庭的アピールするために女性が振る舞うやつも

肉じゃがは大して変わらない気がする。
勿論私が投げやりに作る肉じゃがも含めてだ。
だから本当に不思議な料理だと思う。

メンバー構成はカレーと大して変わらないのに、カレーは家によって様々な味がある。友達の家で食ったときの違和感が凄い。

肉じゃがはそれとは対極だ。
しかも、どんな肉じゃがでも絶対マズくならない代わりに激うまにもならない。

アベレージで72点くらい出してくれるから戦力としては有難いが、頻度の割には何気なく食っているレベルの料理。

それが肉じゃがではないかと思う。

料理名:肉じゃが

材料:それぞれ量はレシピサイト参照
豚の切り落とし肉
じゃがいも
人参
玉ねぎ

みりん
調理酒
砂糖
醤油

作り方:
①たまねぎ、人参、豚肉を一口大に切り、
じゃがいもは煮崩れない程度のサイズに切る。
※場合によっては1個丸ごと入れる

②それらをホットクックに全て入れる

じゃがいもの存在感

③みりん、調理酒、砂糖、醤油をレシピサイトに書いてある分量入れる。


やはり調理過程はまずそう

※ただし、レシピサイトだと非常に薄味の傾向があるので、ガン無視して醤油を入れまくることが投げやり的推奨

④ホットクックで肉じゃがの欄を参照し、セット。

先生、お願いいたします

完成!

オーガニック風の撮り方

うん。
72点。

安定の72点だ。

この料理の良し悪しは、ジャガイモの季節かどうか?ということくらいでしか変わり得ないが、投げやりに作っても事故らないのがとてもありがたい。

切るのは若干面倒ですが、切ればあとは煮るだけ。そりゃ大して味も変わらないってことなのかもしれません。

作り方に捻りがなく、逆にレシピ通りに普通に作って普通の味にすることこそが投げやり的なポイントと言えるのではないか私は思います。

次回:
今食ってる肉じゃがが無くなり次第

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