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ADHDと社交不安の狭間で

ADHDは他の精神疾患の保有率も高いということで、とりあえず困ったことを一篇吐き出してみようと思い、精神科受診。そこで社交不安症と診断された。何より略称が嫌だ。SADって悲しそうな名前。

今までこんなことがあった。
・映画見てると最後まで見れずにトイレに行っていた。緊張してトイレに行く悪循環。
・採用試験中も尿意が我慢できずに途中離脱してしまった。
・友達と食事に行ったときに食欲がいきなりなくなる。
・職場に行くと熱っぽい感覚がある
・上司に説明するときまともに言葉がでてこない。日本語を話せない。

これを先生に話すと、SADの典型的な症状ですよ、と話してくれた。
先生は、「ADHDとSADは直接関連があるわけではなくて、例えば糖尿病の人もSADを持っている場合があります。それと同じです。」と話していた。

というのも、ADHDとSADは一見矛盾しているように感じる。大胆さと繊細さ2つあるって何だか奇妙だ。ADHDは興味の幅が広くて多動的。SADは緊張しいだから行動しずらいことがある。言い方を変えると、2つあるととても辛い。
たとえば、行きたい店を探し回ってようやく入ったけれど緊張して上手く食べられなかった、なんてことが何度もあった。

薬は眠くなるくらいで特に副作用は無さそうな感じだったけど、何となく体が重くなる。あと飲む頻度増えると依存しそう。

今日も相変わらず職場では晒し者状態で何のために診断受けたかよくわからない。結局、自分たちが困らなければお構い無しなんだと。これは人間の性だから仕方ないや。一線越えた人間には絶対後悔させると決めている。

働く前は普通に(おっちょこちょいキャラだけど)真ん中より上くらいの人生歩んでるのかなという感覚はあった。それがあっという間に障害者。人間、何かを捨てて何かを得て生きていくと言うけれど、私の場合は名誉や尊厳を捨てて幸せに生きるようにもがくことなのかもしれない。

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