できないことは悪いことなのか
できないことが、できるようになったとき、すごく嬉しい。
自転車に乗れるようになったとき、逆上がりができるようになったとき、
どんなことでも、できなかった状態から、できるようになったときは達成感を味わえる。
ということは、できないこと=お宝ではないかと思った。
できないって一見よくないことに見える。でも見方を変えれば、いいことに変わる。
すごい革命だ。
ラーメンを食べて「美味しい」って感じるのと同じように、
できないことができるようになったとき、凄まじい喜びを感じる。
とはいえ、正直、そうは思えないときもある。
できないことがあるとイライラする。
人から馬鹿にされて、劣等感の原因になったりするので。
僕は学生時代、スポーツが全然できなかった。
足は遅いし、ボールが怖いし、むりむりむり。唯一、逆上がりだけできたくらいだった。
体育の時間が本当に地獄で、なんていうか、公開処刑ですか。
そして、どんなスポーツでもサクッとこなしちゃう奴がクラスに何人かはいて、羨ましくてしょうがなかった。
自分も寝て起きたら、「スポーツができるようになってたらいいのに」って何度思ったことか。
そんな黒い心のモヤモヤとは反対に、もし自分がなんでもできるスーパーマンだったら、どうだろうと考える。
それはやめておこうかな、と思う。
お金は好きなだけ稼げる。すべての競技で金メダルが取れる。
なにをやってもすぐできる状態。
人と話が合わないだろうし、幸せを感じにくいんじゃないかと思う。
どんなことも、ちょうどいい感じが大事という結論に落ち着いた。
できないことがあるからこそ、それに向かって、どうやったらできるようになるか、考えるのか楽しかったりする。
つまり、上手くできないことは、ゲームみたいなものだ。
人生ドラクエ化マニュアルという本があるんだけど、
「人生もドラクエのように楽しもうぜ」みたいな内容だった気がする。
主人公のレベルを上げて、攻略していく。
そんなふうに、できないことを楽しめたらいいよね。
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