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【TED】#2 How to buy happiness

TEDの閲覧記録です。今回の動画はこちら↓(11分03秒)

▶︎ 結論

正しくお金を使えば,幸せはお金で買うことができる。

▶︎ 内容と学び

”お金では幸せを買うことはできない” という言葉は多くの人の心に響くものですが,果たしてそうでしょうか?

お金を正しく使うことができれば,幸せや幸福をお金で買うことができるようになるかもしれません。

【幸せになれないお金の使い方】
・『いつも自分のために』というお金の使い方。
【幸せになれるお金の使い方】
『少しでも人のために』というお金の使い方。

ある研究によると,$5 もしくは $20 のお金を大学生に渡して自分もしくは人のために使ってもらった場合,『自分のために使った学生』と『他人のために使った学生』との間で,得られた幸福度に差があったとのことです。

自分のために使った場合 → 幸福度に変化はなかった(下がってもいない)。
他人のために使った場合 → 幸福度が増した。
また,使った金額による影響はなかった。

ここで大切なのは金額ではなく,自分のためではなく誰かのために使ったという事実なのです。

さらに,その使い道が驚くべきようなことではなく,ちょっとした些細なことでも幸せを感じることができるのです。

この話は特定の国に限られた話ではないようで,ほとんどの世界中の国で『慈善活動に寄付をすること』と『幸福度の上昇』には正の相関があるという調査結果もあります。

また,職場においては,人のためにお金を使うことは幸福度に繋がるだけでなく,その後に得られる成果や業績にも正の影響があるようです。

▶︎ 所感

『人のためにお金を使うことで幸福度が増す』というのは腑に落ちる話でした。

実際に僕も自分に近しい人や想いに共感できる人に対しては,『この人のためになるのであれば』と思って寄付や支援をすることがあります。
その時に金額はあまり関係ありません(もちろん限界はありますが…)。
自らそうしたいと思って寄付や支援をする時には,確かに幸福感を感じているように思います。
一方で,付き合いや心の乗らない支援の際には,心にモヤモヤが残り,幸福感を感じることができないこともあります。

また,株式会社NISHINOが行っているえんとつ町のプペル『こどもギフト』は,ただ一方的に慈善活動に参加するだけでなく,ギフトした側も『幸福感』を得ることができる双方向の活動であることを再認識することができました。

この動画を通じて,『人のためにお金を使うこと』は一方的な支援なんかではなく,自分も幸福をいただくことができる,双方にとってよい活動になり得るということを学びました。

お金を使う際には双方が幸せになるかどうかを意識してみたいと思います。

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