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再委託されるにはシンプルな工夫が必要だと思うの(後編)

再委託されるにはシンプルな工夫が必要だと思うの(前編) 
https://note.com/makoyoroshiku/n/n509c872db239

居宅介護支援事業所にて管理者をしております、ケアマッチャンネルでしたー!前回の続きです。
地域包括支援センターは再委託先が見つからないと嘆いている割にはどのようにすれば再委託先が見つかるものか、企業努力が足りないのでは…と、ちょこっと厳しめのお話でした。
要は再委託先の居宅介護支援事業所にいかにして再委託を受けてくれるのか、工夫が必要。「介護になったら振ってあげるから要支援利用者のプラン作ってよ」と言った目の前の人参ぶら下げでは思うように見つかるわけがないでしょう。
いかにして居宅介護支援事業所の負担を減らせられるかが勝負です。総合事業独自の書式プランを地域包括支援センターが使うことは良しです。しかし、独自書式を居宅介護支援事業所にも強要するとなるとせっかくのケアプラン作成ソフトに入っていないプラン書式で総合事業プランを作らないといけないため、互換性のないExcelで作成するという、IT企業からしてみたら効率の悪いダサいやり方になってしまいます。独自でプライドをかけて作った総合事業の書式はいけないとは言っていません。それを居宅介護支援事業所=顧客に強要してリピーターが出てくるのか?商売とはリピーターとクチコミが大事ですが、面倒な店に好き好んでやってくる客はいないでしょう。そこに改善の糸口が見えます。
さらに暫定プランを作るとしたらまた手間がかかります。ダブルプラン。互換性のないソフトで二つ作る。暫定期間中に福祉用具貸与を追加すると下手したらトリプルプラン。シンプルに介護居宅サービス計画書で予防も総合事業もOKと選択できるようにすると良き。大人の事情で居宅サービス計画書で予防プランがダメならせめて従来の予防サービス計画書で総合事業もOKにする。これで幾分か再委託先は増えるハズです。

また、地域包括支援センターの敷居が高い部分も再委託先が見つからない要因です。どちらが上とかは無いのですが、本当に一部の地域包括支援センターのスタッフには上から目線で居宅介護支援事業所に指導する人もいると聞きます。地域包括支援センターが怖いと感じたり怒られると感じるケアマネジャーも少なくありません。別に怖く無いけどめんどくさいので、関わりたく無いと感じているケアマネジャーもいると聞きます。私は立場上、怖いとかそういう感情はなく、良好な関係性が築いているのですが、やはり周りのケアマネ仲間からは敷居が高いと感じている人が多いように思います。

今回のテーマは再委託先を増やすためにどのようにするか?なので、シンプルに『居宅介護支援事業所を顧客として接する』。これではないでしょうか?指導する立場とか市町村で決まっているやり方があるからと、いつまでも思考停止の状態だと前進できません。顧客として接することで、満足度をあげるためにどうするか考え、プランの効率化、やりとりの効率化でブラッシュアップし、再委託先が増えるものだと思います。win-win!

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