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ちょっとずつ前進できることをやってみる

何もしたくない、何もできない日が続いています。

でも、毎日のルーティンである英会話だけは続けている。

自宅でひとりぼっちで孤独を感じている人や、憂鬱な気分になってしまう人へ。

昨日、西野亮廣さんの記事を読んだんだけどね、

毎日ちょっとずつでいいから、自分の中で何かが前進していることがメンタルケアには重要なんだって。

読書する気が起きなくても、毎日1ページだけでもいいからめくってみる。気付いたら10、20、30…ページまで読み進んでいるかも。

これも小さなことだけど自分にとっては前進になると思う。

世間がどんどん変化していて、気が滅入っちゃいそうになる時代だけど、ちょっとずつ、ちょっとずつ、焦らずに前へ進んでいこう。

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176、『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』 森下 典子(著)

友人に薦めてもらった。樹木希林の遺作となっている映画と内容はほとんど同じ。映画をみた後だったので、茶道具などをイメージしやすかった。

お茶を通して「無」になれる時間、今ここに生きることに集中する。生きていく上で没頭できるものがあるというのは、いいことだなと思った。私にとって楽しいこと、没頭できることってなんだろう。読書なのかな。いや、もっと他に無になれることがあるのかもしれない、とか考える。

幼い頃から規則や決まりを守ることが大事だと言われて生きていく中で、自由とはなんなのか。自然に起きていることに感謝して、晴れでも雨でも、季節を感じて生きていく。平凡な毎日だったとしても、毎日同じことができることに感謝できる。

何か特別なことをしなくても、五感を澄ませて自然に身を任せて生きていく。生命に感謝してゆったりと、自分のペースに合わせて生きていけば良いんだ、と元気をもらえた。

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177、『桜の樹の下には』 梶井 基次郎(著)

5分くらいで読める本。魅力的な桜の木はどんな栄養をとって長らく生きてきたのだろうと、考える。幼いときに自宅の庭に飼っていた金魚を埋めたり、果物の種を植えたりしていたことを思い出す。

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178、『愛撫』 梶井 基次郎(著)

こちらも短編となっている。猫が好きな人にはなんとなくフェチみたいなのが理解できるかもしれない。想像すると少しグロテスクな場面もあるが、猫を触りたくなる。

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179、『交尾』 梶井 基次郎(著)

病気で寝込んでいる主人公が、窓の外を観察している様子。その中で猫の交尾やそれを観察している夜警を描写している。まさか相手は誰かにみられているとは思っていないから、なんだか恥ずかしい気分。河鹿(カエル)の話は想像力が足りなくてよくわからなかった。これも短編なのですぐに読める。

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180、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』 大前 粟生(著)

4篇が集録されていて、どれも切ない話になっている。現代の話も盛り込まれていて、今を生きづらいと感じている人にオススメ。ジェンダーを含め、マイノリティな話が多い。繊細で優しすぎるが故に、自分の話を誰にもできない。相手を傷つけたくないという思いがどんどん重なって、壊れてしまう。そんな時、相談する相手が実在していればいいけど、ぬいぐるみはいつでも話を聞いてくれて、裏切ることもしない。

もしかしたら人にいう必要のないことや、ただ話したいだけの人が多いのかもしれない。自分が話すことで相手にもつらい思いをさせてしまうかもしれない。考えすぎかもしれないが、共感できる部分が多く、胸が痛んだ。

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自分のペースでゆっくりと、周りに感謝して生きていきましょう。

今日もありがとうございました。


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