#note
コーヒーについての四〇〇字「モーニングルーティン」
朝の気温が低くなってくると毎朝のエスプレッソの調整が楽しみになってくる自分がいる。
片方をショットグラスに、もう片方をコーヒーカップに受ける。
ポルタフィルタから粘性を伴った液体が流れ落ち、カップに溜まった液体にはほどよくクレマが浮かぶ。これを見つめているだけでもいくらか幸せな気分に浸れる。
スチームでフォームミルクを作り、コーヒーカップの方に注いでカフェラテを作る。
ラテを作っている間に
コーヒーについての四〇〇字「偏愛」
彼に初めて会ったのは八年前。それは使い古された言葉だが体中に電気が走るような衝撃的な出会いだった。
彼によって私の概念は覆された。
でもそのころの私にはまだ彼のポテンシャルを活かしきれるほどの能力はなかったし、その潜在能力に気づいてやれることもできなかった。
それでも彼は私の中で特別な存在となり、私の歩むべき道に少しずつではあるが導き苦楽をともにしてきた。
私も少しずつではあるが、彼の魅力