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わくわくダイアリーVol.2~世界が注目する台湾IT担当閣僚、オードリー・タンさんの言葉から感じた希望~

『ズームバック×オチアイ 特別編 ~落合陽一、オードリー・タンに会う~』(NHK Eテレ)

若手の天才科学者としての評価を得ている落合陽一さん(筑波大学准教授)(33歳)と、トランスジェンダーを公表するとともに、台湾のコロナ対策の成功をリードして、世界の注目を集める台湾のIT担当閣僚、オードリー・タンさん(39歳)。

日本と台湾の注目の若手による対談番組を、10/3(土)の初回、そして10/11(日)の再放送の計2回、見ました。

番組の中で、オードリー・タンさんの次の言葉が、特に心に響きました。

「私が、コロナ禍の今、注目するのは、先進国と途上国という枠組みをはるかに越えた地球規模のコンヴィヴィアリティ(共生)です。

今回のパンデミックで、人類は、歴史上はじめて、世界中が等しく同じ悩みを持つことになりました。
言い換えれば、同じ環境、同じ文化を生きていると言えます。

時差や物理的距離の壁もインターネットが超えてくれました。
私は、最近、朝起きたら、アメリカ大陸の友達とオンラインで話し、晩御飯の後は、ヨーロッパやアフリカの友達とオンラインで話しています。

これは一つの新しい文化です。
こんなに、みんなでともに地球に生きているという感覚を持つことができた時代は、初めてでしょう。

地球規模のコンヴィヴィアリティが実現した以上、前に戻る必要はありません。
ワクチン完成後も、地球規模で連帯して、物事を考えていくべきです。」

オードリー・タンさんから、地球規模での理想を語る言葉を聞くことができ、未来にむけた希望を感じることができました。

一人一人の力は小さいかもしれないけれど、日々の仕事や生活の中でも、地球規模で物事を考えていくスタンスを、あらためて持つようにしたいと思いました。

そういえば、コロナ禍の中、私も、京都にいながらにして、オンラインツールを通じて、アジア、ヨーロッパ、北米、南米、オーストラリアの人と、毎週1回、話す機会を持つことができるようになりました。コロナ禍の前までは、想像もできなかったことです。

今年、2020年は、そういった意味では、すごく大きな転換点になるのかもしれません。

当面は、現在の世界の共通語になりつつある、英語力をより一層、高めていくとともに、デジタル化にむけた知識も身につけていきたいと思いました。

オードリー・タンさん、本当にスケールの大きい方ですね。
これからも、ぜひ注目していきたいと思います。

⦅参考1:番組ダイジェスト⦆

⦅参考2:番組内の一部の場面の動画⦆


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