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起業家のための「選ばれるコトバレッスン①」。

昨日のTwitter(https://twitter.com/makin3939/status/1648869928324452354)で、名乗り方の答えはnoteで!と書いたので、その答え合わせをしておきますね。

あなたがもし、「努力もしてるし、能力もちゃんと持っているのに、
営業成績や売り上げ、集客が伸び悩んでいる」と思っているなら・・・
それは、「キャッチフレーズ」を持っていないからです。
と、ズバリ!言い切ってみました。

僕、中山マコトの名刺には
「シンクロニスト」と言う「肩書き」がついています。
これ、ずっと以前に、2ヶ月かけて考えました。
本当に朝も夜も無く考え続け、やっと辿り着いたコトバです。
コレと出会うまでに400個以上の候補を出しました。

で、このコトバを入れた名刺を交換をすると、必ずこう訊かれます。
「シンクロニストって何ですか?」「どんなことをやる人ですか?」
と。

僕はこう答えます。
「あなたもそうだと思うんですが、
自分が言いたいことがお客さんに伝わっていなかったり、
ズレてるな~と感じる事、多いでしょ?
そのズレをピタッとシンクロさせるのが僕の仕事です!」

相手の眼が輝き出すのはこの瞬間です。
僕は続けます。
「例えばね、こんな実例があるんですよ・・・」

僕が手がけ、驚異的に実績の上がったケースを2つ3つ話します。
話を聞き終えた相手は、こう言います。

「もし当社(うち)が中山さんに依頼するとしたら、

おいくらくらいを用意すれば良いんでしょうか?」

そう、僕は自分の方から、一切の売り込みも説明もしていないのに、
相手のほうから「いくら用意すれば良いのか」と尋ねてくるんです。
この時点で、ほぼ商談成立です。

僕は元来、人付き合いがヘタで、極度の人見知りでした。
周囲からは「あれだけ講演とかセミナーやってるのに嘘でしょ?」
と言われます。

今も、講演が近づくと、何故か喉の調子が悪くなるし、
お腹が痛くなったりするんですよ。
嘘じゃありません!本当ですよ!

27才くらいの時、マーケティングリサーチの企画を書き、
クライアントに対し、座談会の提案をしました。

すると、その企画が通り、僕は7組分の座談会の司会を
しなければいけない羽目に追い込まれました。
延べ時間で15時間を超える苦行です。
ですが、こうなると、さすがに苦手ですとか言ってはいられません。
腹をくくり、やることにしました。

やってみると意外にうまくいきました。
楽しくもありました。

司会をする事の恐怖を、参加者がどんな事を話すのか?と言う
「人への興味」が上回ったんですね。

人見知りである事は今も変わっていませんが、
なんとかかんとかこなしていると言うのが実態です。

そんな僕だからこそ、話下手で、人付き合い下手だからこそ、
「相手の方から勝手にクライアントになってくれる!」、
そんな「仕組み」を持ちたかったんです。

そして行き着いたのが、そう、
「キャッチフレーズ」
でした。

キャッチフレーズを謳う(うたう)ようになってから、
僕は「営業」と言うコトバに別れを告げました。
それからの約20年間、一切の営業をしていません。

会社だって、店だって、個人だって・・・
成功している人は「選んでもらってる人」です。
選んでもらえなければ、成功はありえません。

そして、もし、あなたの成績が伸び悩んでいるのだとしたら、その理由は
「選んでもらえてないから」
なんです。

お客さんが今のあなたをどう見ているか?と言えば・・・
こんな感じ。

つまり、お客さんの側からは、みんな同じような人に見えてしまっている。
要は、違いが分からないんです。

違いが分からなければ、当然ながら・・・
選べません。

でもね、そこであなたが他と完全に違って見えたとしたらどうでしょうか?
こんなふうに・・・

クッキリと、違ってさえ見えれば、あなたには、
一気にお客さんが集まってきます。
集めるのではなく、あなたの方から出向くのではなく・・・
お客さんの方から勝手に寄って来てくれる・・・

そう、こんなふうに。

まさに千客万来ですね。

努力もしてるし、能力もちゃんと持っていのにも関わらず、
あなたに「千客万来」が起こらないのは、

選ばれていないから

なんですね。

さて、選ばれる方法、知っていますか?

今、モノやサービスが溢れています。

似たような会社、似たような店、似たような営業マン、
似たようなサービスに商品。

お客さんが困り、悩んでいるのは、
「どれを選んで良いのかが分からない!」
と言う事です。

言い換えれば、選ぶ理由が見つかっていないんですよ。

なのに、あなたがその多くの
「似たようなモノ」
の中で、他と違って見えていないとしたら・・・

いつまでたっても、あなたに
「気持ちの良い毎日」なんてやってはきません。

では、どうすれば選んでもらえるか?
どうすれば、似たような「他」から抜け出し、
指名をしてもらえるのか?

その答えが・・・・
「キャッチフレーズ=選ばれるコトバ」
です。

選んでもらうために、絶対に必要なこと。
それは見た目でも無ければ、セールストークでもありません。
クロージングのテクニックなんて必要ないんです。
だって、相手が勝手に選んでくれるんですから・・・。

例えば、腕には自信のある、一人の経営コンサルタントがいたとして、
「業務改善コンサルタント」
と名乗るのと、
『社員の早帰り実現コンサルタント』
と名乗ったのでは、どうでしょうか?

圧倒的に「選ばれる確率」が違いますよね?

どう考えても、
『社員の早帰り実現コンサルタント』
の方が、実力が感じられるし、ノウハウを抱えているように見える。

「業務改善コンサルタント」と言う表現では、
なんとなくありきたり・・・
誰かがどこかで言ってたような表現でしかありません。

でも、「早帰り実現」と言うと、
「そうそう!我が社が求めているのはそこなんだよね!」
と言う「同意」が得られる。
ここがポイントです。

そう、大事なのは
「相手が欲しがっている事」
言い換えれば、
「お客さんに成り代わって、お客さんが欲しいモノを必死で考えてあげる。
そしてそれを「フレーズ」にして発信する。
コレがキャッチフレーズであり、選ばれるコトバです。

重要なのは、
「お客さんに成り代わって・・・」
と言う部分。
世の中にはキャッチフレーズ「も・ど・.き」が溢れ返っていますが、
その多くは、
「自分都合「自分目線」です。

だから、相手の気持ちをキャッチできない。
とにかく、名乗るときには、
「顧客目線」
を徹底する。

あなたが士業なら、
○○(←顧客目線のコトバ)のできる士業(税理士、行政書士、管理栄養士など)、と書いてください。
例えば、
「新規事業開発に行き詰まっている会社のための、税理士」
とか・・・。

あなたがデザイナーなら、
「あなたのデザインで売り上げが伸びたよ!」と言われます。増販貢献デザイナー、とか。

作家の場合は、かの森博嗣先生のように、「理系ミステリ 森博嗣」と直るみたいな・・・。

こうすれば、
「私が出会いたかったのはこの税理士だ」
「私がお願いしたいのは、こんなデザイナーだった」
「こんな本が読みたかったんだ」
となりませんか?
なりますよね?


「コレがキャッチフレーズであり、選ばれるコトバです。
あなたには・・・
選ばれる「コトバ」がありますか?

迅速、丁寧、リーズナブル、
とか、
いつもあなたのそばに、
とか、
笑顔で接客。
とか、そんなど~でもよいフレーズ、使っていないでしょうね?

それ、ぜんぶ、アウトですからね。

違いを伝えるコトバさえあれば・・・
違って見えます!
違って見えさえすれば、あなたは確実に選んでもらえます。

選んでさえもらえれば・・・・
あなたが本来持っている、
「実力」「能力」を普通に活用すれば良いだけです。

もう一度言いますが、あなたがせっかく持っている
「能力」「知識」を活かせていないのだとしたら、
それは・・・
『選ばれるコトバを持っていないから』
なんです。

・見込み客がどんどん向こうの方から勝手にやってくる。
・気づいたら沢山の行列が出来ている。
・噂が噂を呼んで、お客さんがお客さんを連れてくる!
・今は忙しいと断っても、ちゃんと待っていてくれる・・・

キャッチフレーズには、
正しいキャッチフレーズと間違ったキャッチフレーズがあるんです。

そして世の中のキャッチフレーズの99.9%は、
「間違ったキャッチフレーズ」です。
先ほど挙げた、凡庸なコトバがそれです。

正しいキャッチフレーズとは、
そのワンフレーズで、相手の気持ちや興味を、
一気にあなたの方に向けてしまうモノです。

図示するとこんな感じです。

あなたが会いたい相手、やりたい仕事が、勝手にあなたの元にやってくる状態です。

でも、反対に、間違ったキャッチフレーズは、その真逆。
図示するとこんな感じ。

あなたの方からいつも相手を追いかけていないといけない状態。

つまり、あなたのコトが相手に伝わらないから、
あなたは相手を求めて彷徨(さまよ)い続けないといけない!
そんな状態です。

あなたが営業マンを沢山抱えているのなら、それも良いでしょう。

でも人手が少なくて困ってるときに、
1人の見込み客だけをじっくり相手するなんて言う事、できませんよね?

1人を相手にしている時は、他の人を相手する事ができない。
これは勿体なさ過ぎです。

だから、あなたが会いたい相手だけを呼び寄せる必要があるんです。

いいですか?
正しいキャッチフレーズは、まさに磁石の役割を果たすモノ。

あなたが求めるモノが、半ば、自動的に
引き寄せられてくるチカラを持っているんです。

もし、あなたが「キャッチフレーズ持ってるよ」と言っても、
他の会社が言ってることと、さほど違いが感じられないのではないですか?
社名を変えれば、
どこが使っても支障が無いようなフレーズになってはいませんか?

だから、

と言う、悪魔のスパイラルに入りこんでしまうんです。
このスパイラルから抜け出すのは、チョコチョコっと、
手直しをする程度では無理なんです。

長くなりました。
次回は、正しいキャッチフレーズの付け方について、
お話ししてみようかな?

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