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『チーム』で仕事をする意義と重要性は何か

こんにちは。All Bridge株式会社の水谷です。

弊社はプロジェクトリーダーやビジネスリーダーを育成する『Bridge Path Program』を展開しています。

ところで皆さんは、仕事をする際はどのように働いていますか?
プロジェクトなどのチームで働いていますか?部下や上司と働いていますか?

現在の働き方は本当に多様になってきていますが、共通して言えることは「多くの人との信頼関係や協力関係によって、世の中に対して価値を届けることができる」ということです。
(個人で働いている方の働き方を否定しているわけでは全くありません。個人で働くことも世の中に価値を届けることができますので、とても素敵なことだと弊社は認識しています。)

本日はチームで働いている皆さんに「チームの重要性」について記事を書いてみます。現在、チームで仕事をしているものの「なんだかうまくいかないんだよな」「ちょっとチームの協力体制が弱いんだよな」と思っている方の、何か少しでもヒントになれば幸いです。


2人以上で『チーム』のは本当か

『チーム』という言葉を聞くときに、皆さんはどのようなイメージを頭の中に浮かべるでしょうか?
例えば、以下のような場合は『チーム』なのでしょうか?

親友と2人でご飯を食べに行く

恐らく多くの方は「これはチームではない」と思うのではないでしょうか?そうですよね。これは『チーム』ではありません。
一般的に『チーム』とは以下のような定義を持っています。

複数の個人が協力して、特定の目標や目的を達成するために結集した集団のことを『チーム』という。

『チーム』と同じようなニュアンスで使われることが多い言葉には「グループ」「集団」「組織」などがあります。改めて、どのような定義なのか整理してみたいと思います。

グループ
個々の人々や物事のまとまりを指します。一定の共通の特性や関連性によって結びついたものですが、特定の目標や目的に向かって協力することが期待されるわけではありません。グループは、ただ単に同じ場所に集まった人々や物事の集まりを指すこともあります。

集団
一定の共通の属性や関心事を持つ人々や物事の集まりを指します。集団は、特定の目的や目標に向かって協力することもあれば、単に同じ環境や状況下で共存することもあります。集団は、チームよりも一般的な概念であり、必ずしも協力や共同作業を伴うとは限りません。

組織
ある目的や目標を達成するために構造化された集団を指します。組織は、明確な役割や階層があり、権限や責任が割り当てられています。組織は、チームよりも広い意味で用いられ、複数のチームや部門から成ることがあります。

『チーム』になるとできること

今、チームで働いている皆さんの中には、非常にチャレンジングな目標達成のために頑張っている方や、チームの連携が難しくて苦戦している方もいると思います。そうなってくると「チームで働くことって、意味があるのかな」と思ってしまうこともあると思います。
そこで改めて、「チームになるとできること」を整理してみたいと思いますので、「確かに、それならチームでやったほうがいいよね」と思っていただけると嬉しいです。

より大きな目的の達成
チームは、個々の力を合わせてより大きな目的や課題に取り組むことができます。複数のメンバーが連携して努力すれば、単独で達成するのが難しかったり不可能だったりする目的に挑戦することが可能になります。

多様な視点とアイデアの統合
チームにはさまざまな背景や専門知識を持つメンバーが集まります。それぞれの視点やアイデアを統合することで、より創造的な解決策や革新的なアプローチが生まれる可能性が高まります。

効率的なリソース活用
チームは個々のメンバーが持つスキルや経験を最大限に活用することができます。このようにして、時間や労力、知識などのリソースが、より効率的に活用され、成果を最大化することができます。

成長と学びの機会
チームでの活動は、メンバーそれぞれにとって成長と学びの機会を提供します。他のメンバーからのフィードバックや共同作業によって、新しいスキルや知識を習得し、自己成長を促進することができます。

社会への貢献
チームが共通の目標に向かって協力することで、より大きな社会的な価値を生み出すことができます。例えば、社会問題の解決やサービスの提供、新たな技術や製品の開発など、様々な分野での貢献が可能です。

チームで取り組むことによって、以上のようなことが可能になります。

『チーム』で働くことの深い意味

チームで働くことは、単に「独りで出来ないことを一緒に出来る」というだけでなく、さらに深い意味を持ちます。チームとは、辛いことを一緒に乗り越える仲間であり、困難や挑戦に立ち向かう際の支えにもなります。

チームメンバー同士が団結し、お互いに助け合い、共に成長し、共通の目標に向かって進むことで、困難な状況でも希望を持ち続ける力を与えてくれます。

また、チームで働くことは、一緒に切磋琢磨し、互いに高め合うことができる特別な機会でもあります。メンバー同士が競い合いながらも協力し合い、互いの強みやスキルを伸ばし合うことで、より優れた成果を生み出すことができます。そして、その過程で得られる学びや成長は、個々のメンバーだけでなく、チーム全体の力を高めることにつながります。

つまり、チームで働くことは、「単なる作業や任務の遂行」だけでなく、絆を深め、信頼を築き、共に成長し合うことのできる特別な繋がりなのです。

現在、チームで働いている方、そしてチームで働いているけど「ちょっと上手くいっていないんだよな」と思っている方へ、何か少しでも「チームで取り組むことの意義」を考えるきっかけになっていただければ幸いです。

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