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起業しやすい国、日本



起業のための環境が整っている国、日本

起業家のための参考書・無料サイトが充実

ひと昔前。
「起業する!」
なんて言っている人は、少しユニーク(変?)な人でした。

ところが、今は日本政府も起業を進める(特にスタートアップ)時代です。

「起業に興味あるな、してみたいな」
という方は、起業のハウツーのようなサイトや本がすぐに手に入ります。

しかも、無料のものがたくさん!

例えば、こんなサイトはよくまとまっています。

・創業手帳

・FoundX

・起業の科学

素晴らしい情報の量、体系化。
なのに、無料!!
素晴らしい時代ですね!

さらに僕がおすすめしたいのが、Youtubeのとあるプロジェクト。
あるアメリカの大富豪が、正体とネットワークを一切持たず、見知らぬ街でゼロから3か月で1億円の事業を作れるかどうかというチャレンジ。

信じられない面白さ!
そして、信じられないほど、ためになる!!
もう、日本中のビジネスマン、学生はみんな見た方がいいと思っていますw

全部見ると、8時間くらいあったと思います。
が、おすすめした人たちは面白すぎて一気見!
ぜひ、だまされたと思って、リンクをクリックくださいw

本は、Amazonで「起業」と入れると大量に出てきます。
評価の高いものから順に読んでいってもいいかもしれません。


さらには、起業家支援が無料@都道府県、市町村

ネット上で多くの情報が取れます。

でも、「直に相談したい!」
そんな方に向けに、各都道府県、市町村(村はどの程度の支援かわかりませんが。。w)にも豊富な起業相談があります。

・東京都

https://www.tokyo-cci.or.jp/entre/

・川崎市(こちらは経済産業省関係の起業支援施設です。充実!)

あなたの近くにも、必ず無料の起業支援施設があるはず!
少しでも興味がでたら、ぜひ調べてみてくださいね^^

助成金が豊富

さらには、国や都道府県の助成金が豊富。。
これらは、基本は返金不要です。
国は、新しい価値の創造に投資をしているということですね!

・東京都(特に、若手・女性リーダー応援プログラム助成事業商店街起業・承継支援事業がおすすめですね!)

https://ityheaven.net/ibaraki/A0802/A080202/g-spot_t/girlid-47935344/?lo=1

・NEDO(経済産業省関連)
https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100091.html

これらはまだまだ一部です!
ご自分の住んでいるエリアでとれる助成金についても、調べてみてくださいね!

起業する人が少ない/競争相手が少ない国、日本


世界と日本の起業家の今

よく言われていることですが。
「日本は起業する人が諸外国の国々に比べて少ない。」

これは本当なんでしょうか。
本当なんです。

(出典:起業家精神に関する調査(Global Entrepreneurship Monitor))

起業活動率と呼ばれる指数、TEA(Total Early-Stage Entrepreneurial Activityの略。起業の計画段階から起業後3年半までの起業活動者が、成人人口に占める割合を指す)が全50ヵ国47位と、世界でも最低水準です。

起業支援は潤沢、返済不要の助成金も多々ある、さらには、公的融資なるものも世界トップレベルの低金利。そう、環境は十分に揃っている。では、なぜこんなにも起業意識が日本は低いのか?

これは完全に個人的見解ですが、起業家や社長というものに対するイメージによるものではないでしょうか。自分とは別世界に住んでいる人たち。

もう一つは、失敗に対する畏れがこの国では強いのではないでしょうか。起業する=失敗のリスクがある=恥ずかしい/怖い。。 

これも個人的見解ですが、大企業にいることは見方によっては財政面でリスクがあるようにも思います。終身雇用も保証されていなければ、給与が右肩上がりになる保証もない。給与が1,000万を超えても、決して豊かな生活ができるわけではない。税金でかなり持っていかれますからね。

ということで、起業や副業で、新しい価値を創造する→その対価を頂く、ということに挑戦してもよい時代になっていると思うのです。

日本の若者向けの起業家教育は増えている

一方、今の若者へは起業家教育が近年広まっています。
今では、中学、高校でも行われています。
これまでの大学からの起業家教育では到底遅いということに気づいたのでしょう。

ぼくが起業家教育を教える筑波大学でも、新入生の起業家教育経験と起業マインドの高さは目を見張るものがあります。
僕のクラスの100人の受講生の中で、起業したい人はなんと7割近くもありました。

今後は彼らと一緒に今の産業と新陳代謝を高められることを思うと、ワクワクしてきます。

きっと10年後くらいには、自ら業を起こし、自らの道を切り開くような若者がより増えているでしょう。


実は、起業家の平均年齢は43.7歳

一方、若くないと起業してはいけないのか?!


実はそんなことはありません。
起業家の平均年齢を知っていますか?
意外にも、想像よりも年齢が上です。

それは、43.7歳。

社会で、人生で経験を積んだ人々
そんな彼らが、自らの価値を定義し、世の中の課題を見つけ、解決していく。
その平均が43.7歳。



また、知り合いには定年後60歳から始めて起業した強者もいます。
その方はシリコンバレーで数回起業した、伝説の起業家です。

なんだか、勇気が湧いてきますね!

起業して成功する時代が来ている

企業が新しいベンチャーを買う時代


起業する、と想像すると、上場することをイメージする人がほとんどかもしれません。
ところが、今は大企業が新進気鋭のベンチャーを企業内で買う時代です。
大企業内でなかなかできない、新規事業創出。
企業内でできないなら、いっそ外から買ってしまおう。
そんな時代です。
では、どんなベンチャーがいくらくらいで買ってもらえるのか?
それはまた今度お話ししますね。

言うても、日本はGDP世界3位

よく聞くのが、日本で起業しても大きくならないという話。
確かに、アメリカや中国、インドには、ユニコーンと呼ばれる評価額10億ドル以上の起業がゆうに100社以上あります。
一方、日本は12社 (2023年10月現在)

では、日本で大きくなるようなベンチャーを作ることは難しいのか??
いえいえ、そんなことはありません。
なんと言っても、日本は世界でGDP3位。
国民総産性が以前高いということです。

ということは、
・市場がでかい、
・お金周りがよい
・教育レベルが高く、優秀な人材が多い
ということです。
実際は、GDPに対する投資率は先進国の中でも低めではありますが。。

確かに、新しい価値の生産性は世界に比べて低いかとしれない。
また、今の事業を効率よく回すのはうまくはないかもしれない。

それでも、戦後の高度経済成長の中で生まれた素晴らしい企業たちとその仕組みが、継続的に価値を生み、世界へそれを届けています。
その最たるものが、トヨタなどの自動車産業ですね。

サイエンス・スタートアップ(Deeptech)は、経営者を求めている

では、日本という市場はある、それを買ってくれる企業まで揃っている。
起業といっても、どんな分野で起業するのが良いのか??

AmazonやFacebookのようなITベンチャーもスピード感があって良いかもしれません。

一方、すでに世界はその分野で日本よりも数周先にいます。
世界ではなかなか勝てないということですね。

では、どの分野なら勝てるか?!

一つは、サイエンスベースのスタートアップです。
強いサイエンスベースがあると、それが優位性につながります。
特許を取ることで、世界であなたしか使えないサイエンスが出来上がります。
競合がマネしてくてもできないわけです。
こちらは、いま僕がつくばエリアで巨大なサイエンス・スタートアップ・エコシステムを作っています。
またお話ししますね!

もう一つは、製造業でしょう。
日本は以前ものづくりが強い。
車で培われた技術が日本独自の強みになっています。

サイエンスとものづくりを掛け合わられたら、強いスタートアップができそうですね。

特に、サイエンス・スタートアップは事業を引っ張る人が圧倒的に足りてません。
起業に興味があり、社会にインパクトを出したい人は、ぜひサイエンススタートアップへの参加を考えてみてください!

サマリ

世界は、新しいビジネスモデルを求めている 

起業というと、特別な一部の人しかできないというイメージがありますよね。
この記事を読んで頂いて、そうでもないな、と思ってくれたらとても嬉しいです。

さらに、起業するネタはもう尽きているとも思っている人も多数います。
ところが、まだまだ氷山の一角のようです。
シリコンバレーの影のドンと呼ばれる、ピーターティール。
元々はテスラを作ったイーロンマスクの上司です。
彼曰く、まだ多くの新しいビジネスモデルは見つけてくれることを願っている、とのことです。

なんだか、ワクワクしてきますね!

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