第36回小さな小さな音楽会
ふくしとぼうさい日記822日目。
日々の活動から、町の課題解決のチャレンジをしています。
逗子で36年も行われている、あたたかな音楽会があります。
名前は「小さな小さな音楽会」。
知的障がいのある方にピアノを教えている成田文忠さんが主催となり、逗子や横須賀で教えている先生とともに、知的障がいのある方のピアノ発表会です。
16年前からこの音楽会の実行委員の一人となり、お手伝いをしています。
私は、ステージ司会のサポートと、ステージ全体のサポート。
例年は全員で合唱するときの演奏も行っていましたが、今年はなしとなりました。
今日も25人の知的障がいのある方が発表しました。
1年間ずっと練習してきた「1曲」を披露します。
それぞれの個性にあわせて、周りがサポートをしていきます。
緊張もなく堂々と演奏を披露する方。
緊張でなかなかステージに出れない方。
ステージにあがれず、客席で演奏する方など。
それぞれの1年間の練習の成果が、それぞれの想いが、その1曲で伝わってきます。
なんてあたたかい「音」なんだろう。
毎年毎年同じことを思います。
会場全体があたたかい「音」に包まれる、この空間はなかなかないです。
音楽にかかわることは日々多くありますが、このコンサートが一番あたたかいと感じています。
小さな小さな音楽会、36年目のコンサートは無事に終わりました。
次の37年目が、もう楽しみです。
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