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宣伝か、シークレットか。。。

クリスチャンって長年やってるといろんな特技が身に着く。

たとえば、30人分の昼食をレシピを見ないで適当に作れてしまうとか。。。これは教会で愛餐会を毎週やるので、ときどき当番が回って来て、やってるうちに悩んだときは「このメニュー」みたいなのがだんだん決まって、それが繰り返された結果だ。

自分の場合のそれはロシア料理のボルシチ。

カットした野菜・根菜・ベーコンをコンソメキューブと一緒に水に入れ、沸騰したら火を止め、ビーツをその赤い汁と共に投入し、きざんだニンニクと塩で味を調えて出来上がり。サワークリームをのせて供する。トマトやケチャップは入れないビーツだけのタイプなので、きれいなピンク色になる。

自分の属している教会では冬になるとホームレスのためにカレーライスの炊き出しをする。横浜にいたとき、ちょうどリーマンショックの頃で、前の年はカレーの列に40人ぐらい並んでいたのがいきなり150人以上並ぶようになって。。。でも、教会の女性たちはフル回転で毎回200食ぐらいカレーを作っていた。そのパワーたるや、すごかった。

今日の聖書の言葉。

そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。
マタイによる福音書 5:16 新共同訳

いろんな教会がいろんなところでほんとうにいろんな奉仕活動をやっている。

だけど、クリスチャンってあんまりそれを外部に見せようとか宣伝しようとかしないんだよね。。。

今日の聖書の言葉は、受け取りようによっては「思いっきり宣伝しろ!」って言ってるようにも思われる。

ところがイエスは別の個所ではこう言ってるんだ。

見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい。さもないと、あなたがたの天の父のもとで報いをいただけないことになる。だから、あなたは施しをするときには、偽善者たちが人からほめられようと会堂や街角でするように、自分の前でラッパを吹き鳴らしてはならない。はっきりあなたがたに言っておく。彼らは既に報いを受けている。 施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。 あなたの施しを人目につかせないためである。そうすれば、隠れたことを見ておられる父が、あなたに報いてくださる。
マタイによる福音書 6:1-4 新共同訳

他人に善行を見せてはだめ。。。やるなら、右手がやってることを左手が全然気づかないぐらいこっそりやれって。

このイエスの言葉を真に受けたら、宣伝なんか絶対しちゃだめってことになるでしょ?

あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい
VS
見てもらおうとして人の前で善行をしないように

なので、ほんといろんな教会がいろんな良い活動をしていると思うんだけど、PRということについてはアクセルをふみながらブレーキをかけてるみたいな感じ。結果として、あんまり知らせていないかたちになっているんだよね。。。

ここはイエスにすぐ来てもらって、見せるのか見せないのかどっちにしたらいいのかコーチングして欲しいと思うところだ。


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