見出し画像

:読書感想:「本の読み方」で人生が思い通りになる 読書革命

今回読ませて頂いた本は「本の読み方」で人生が思い通りになる 読書革命 です。


この本を読もうと思った理由


こちらの著者の方は公認会計士を経験したのち、起業され、更にYouTubeにて本の紹介動画をあげていらっしゃいます。
1日に2冊も読む本を読み、尚且つYouTubeにて紹介する方の本の読み方について、興味を持ちました。
そして表紙をよくご覧ください。

10倍早く読めて絶対に忘れない

と書かれています。
そんな方法があったら読書好きには是非教えて頂きたいところ!

そんなの読むしかないじゃないですか!

というわけで読みました。

この本の伝えたい内容


金川さんの本の読み方のノウハウと、思考の軸の大切さ、そしてアウトプットの大切さです。


まずは本の読み方のノウハウがすごくわかりやすいです!

「パレードの法則」というものを皆さんはご存知でしょうか?
20%のことを理解したら残りの80%も理解出来ているという法則です。
この著者の読書法はそれに準じた方法で、同じ本を4回読みます。

①予測読み。
表紙やカバーを読んでこの本がどういった内容かを予測する。
読んでる内に予測と外れても大丈夫。何故ならこの予測読みの目的は自分が何のためにこの本を読むのかを明確化するためにあります。
だから本の表紙を見て著者を調べて興味を持った人は既にこの予測読み出来てると思います。

②断捨離読み。
そして本を開きます。
はじめにを読むと作者が何を伝えたいのか、がわかります。そして次に終わりを読みます。するとはじめにで著者が問題提起している箇所の答えが書いてあります。
あとは目次を読みながら、予測読みで意識したことを頭に置きながら、著者の伝えたいだろうと思われる箇所をドッグイヤーして終わり。自分の興味を持ったところも付け加えてOKです。
つまりは自分がこの本で学びたいことをピックアップするというわけです。
「そんなのわからん!」という方は、自分の知らない単語や具体的な数字、人名をキーワードにするとよいそうです。

③記者読み。
ここから、難しさが一気に上がります。
ドッグイヤーした箇所を熟読します。
記者読みという読み方からもわかるように、読んでいる本に対して、「質問」と「疑問」を投げかけながら読んでいきます。
金川さんはわかりやすいように、七つの質問を用意してくれてました。
1.問題提起は何か。
2.問題提起の解決策は何か。
上記二つは本の中に答えがあります。
3.何を学びたいのか。
4.それを学んで自分はどうなりたいのか、どのような成果、結果がほしいのか。
5.他の本との共通点、相違点は何か。
上記三つは本の中にない答えです。
6.著者が伝えたいことを3つに絞ると何か。
7.本を振り返って、一番自分に突き刺さった箇所はどこか。
上記二つが次の読み方にも深く関わってきます。

本を友達だと思って、対話をするように問いかけること。これが記者読みです。

④要約読み。
ここも難しい読み方だと思いました。
記者読みで深く読み進めたものを、三つ〜五つの項目に本の内容をわけていくことです。
一度記者読みで細かく読んでいったものを、要約読みで再度自分の言葉で繋げ直すのです。
これをすることで、著者の伝えたいことが自分にフィットする、だから読んだことが頭に残る状態なんですね。


そしてここからが読書の一番重要なことである、アウトプット作業です。
アウトプットするには様々な方法があります。金川さんみたいにYouTubeで発表する、私みたいにSNSで発信する、友人家族に話す。
しかもハードルは高く、6歳児でも理解出来るように。難しいですよね、ついつい難しい言葉を使ってしまいがちです。
何故アウトプットが大事かというと、インプットしただけでは人間はすぐに忘れてしまうからです。出来れば五感の多いアウトプットが良いそうです。
私は誰かに向かって話してる戦法をとりたいと思っています(笑)
アウトプットに関するテクニックもたくさん載っているので、YouTube等で発信を考えている方は読んで見て損はないと思います。

この本で一番心に突き刺さったこと


「思考の軸」の大切さです。
思考を放棄していた時間が長すぎました。これからは自分で考え、判断し、行動する。それが出来ていないと改めて痛感しました。
しかし、逆に考えて、これからの読書によって鍛えることも可能だということ。
金川さんは公認会計士で、私が持ちたいと思っている「職業的専門家としての懐疑心」を持っていらっしゃる方なので、本当に参考になりました。
いつでも学びたい時に学べる権利がある。
だから私はこれからも学んでいこうと改めて決意しました。

以上!読書感想でした。
お付き合い頂き、誠にありがとうございました!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?