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:読書感想:マンガでわかる! 気分よく・スイスイ・いい方向へ「自分を動かす」技術


今回読んだ本はこちらです。
個人的なことで本当に申し訳ないのですが、体調悪すぎだろ!と怒りたくなるくらい体調悪くて、全然本読み進められませんでした。ですが!そんな私でも読めるとてもわかりやすい本でした。

まずマンガを描いているJam(ジャム)さんの絵が可愛い猫ちゃんなので、本当に可愛く毒吐かれます(笑)
わかりやすくて良かったです。
著者のゆうきゆうさんはご存知の方も多いとは思いますが、数々の著書を出されている方で、色んな方とマンガでわかりやすい心理学の本を出されてます。私もモテるマンガ読みました。モテてません!(笑)※語弊のある書き方ですが、人の好感度について学ばせてもらいました。

そんなお二人の今回の本は マンガでわかる! 気分よく・スイスイ・いい方向へ「自分を動かす」技術 です。


この本を購入した目的。

絵が可愛かったから!!

とまぁそれも一つの大きな要因ですが、これから勉強を進める上で自分を動かす方法を知りたいと思い読みました。

マンガ可愛かったです。

この本が伝えたい内容。

「自制力」の大切さです。
本の冒頭でもわかりやすい例えがありました。もしゲームのキャラクターが自分の指示通りに動かなかったらどうするか。クリアなんて夢のまた夢ですよね。
現実でも同じです。自分というキャラクターを思い通りに動かしてゲームのクリア(目標達成など)をしましょう!ということです。

どうしたら「自制力」が身につくのか、沢山の方法が載っていたので、自分のやれそうなことからやっていこう!という内容。
あとはシチュエーション別テクニックもあり、応用も載せてくれてました。


自分が実践したいと思った手法。

◎「イエス•セット」

「イエス」という答えになる質問を重ねていくと、質問した相手から親近感を得られるという手法。
これを自分に応用して、士気を盛り上げることが出来るそうです。自分に対してすごく当たり前な小さな質問をしていき、「イエス」と回答していきます。
「息してる?」「イエス」「起きてる?」「イエス」座ってる?」「イエス」「テキスト持ってる?」「…イエス」「文字読んでる?」「イエスだよ!!!(何故か逆ギレ)」みたいな形になっていきました、私の場合(笑)
しかもなんか「イエス」と繰り返してる内にテンションが上がっていくので、なんでもないことから質問を重ねてどんどん自分を盛りあげていくと、朝からやる気が上がっていきます。

逆に「ノー」と否定する答えが出やすい質問を繰り返すと、自分が落ち込んでしまうそうなので、避けるようにしてます。


◎表情筋で笑顔を作る。

これは他のところからも聞いたことがあるのですが、人間は楽しいから笑っているわけではなく、笑っているから楽しいんだということでした。
なので、笑顔を作ると自然と楽しい気持ちになり、周りの人も楽しい気持ちになるといういい循環しか生まない手法です。
あと気をつけなきゃいけないな、と思ったのが、無理に明るく振る舞うという行為。これは自分が明るく振る舞ってんだから笑え!という周囲に圧をかけてしまうそうです。やってしまってた…!
今からは口端をあげるくらいの笑みで、圧をなくしていきたいと思いました…。


◎「ネガティヴ」だっていいじゃない思考。

これもやっちゃってた話ですね。
自分に良いところは全然ないとはいいませんが、悪いところをひたすら責められた経験があるため、自分自身を「改造」しようとしてました。「ネガティヴだねぇ」「考え方が暗い、または怖い」を言われてました。だから根から明るく!皆に好かれる自分を目指してました。
しかーし!そんなものはいいのです。知らない人や私を貶めようとしてる人に好かれる必要はないのです!この自分で「成長」していこうと思うようになってきました。
なのでいろんなことを勉強したい、しているわけです。
一から作り直す「改造」じゃなく、今まで私をベースに「成長」「アップデート」をしていこうと思うようになりました。

◎悩みがあれば書き出せ!

悩みを書き出すと案外少ないことに気付きます。
そして解決出来る悩みは解決に向かうことを考えるし、解決できないものは諦めることができます。その分解決出来る悩みに力を注ぐことができます。


◎小さい目標をたてる。

失敗しようもない小さい目標を立てて、やりたいことを始めるといいです。
一撃一殺で全ての力を一回にだすより習慣化させることが大事。だから失敗しようもない目標を立てて、それを行動よスタートにさせれば、気づければちゃんとやりたいことをやっているというわけです。
どんな時も未来の自分の先頭にいるのは、今の私なのです。だから未来の自分を助けると思って今苦しいと思っていることもしていきたいと思いました。

◎とにかくやる

本を読み進めるとやれない時はどうするんですが?と質問に答えてあいます。そこでゆうきニャン生は「ルール①、とにかくやれ」例外的な出来事があった場合は「ルール①に従え」入院しようがなんだろうがとにかくやる。それが一番大事。
どうしてもやりたくないと思う時は、やりたくないんだなって自分を受け入れて、どうやったらやれるのか、考えること。
小さな目標の再変更ですね。

あと何かをずっとやっていると必ず出てくる自問自答。
これ、やってて意味あるのかな?
そして悩んだ末に諦めてやめてしまうこと、ありませんでしたか?私はありました。
この自問自答に関しての答えも単純明快です。
ルール①に従え。
とにかくやることが大事ってことです。


この本の中で一番好きな言葉。


『神よ、 変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。』

神学者ラインホルド・ニーバーの有名なセリフだそうです。
神様がいるとすれば、それはきっと自分達一人一人の中にいるのではないでしょうか。
そう簡単に人は変わりません。けど、変わっていくことは出来ると私は信じます。
私はこれからも自分の不甲斐なさに落ち込むこともいっぱいあると思います。
けれど、それは成長する前にあった成長痛と同じ痛みだと思って、とにかくやるときめたことをやろう!と思った次第です。

やると決めたことをやれる力、それが自制力なのです。


長々と読んで頂き、ありがとうございました。
こちらの著書にはまだまだ沢山のためになるお話や、取り入れたいと思う手法が沢山載っております。
読みたい、猫ちゃん可愛いと思った方は是非とも御一読ください。

それでは失礼いたします!

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