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映画版 『ミステリと言う勿れ』を観てきたよ

相方と珍しく夜の上映回に映画を観に行ってきた。

近所のシネコンで20時半開始の『ミステリと言う勿れ』
ドラマ版は楽しく観させてもらっていて、映画にもなるというので、
一応観ておくかということで足を運んだ。
しかも初日に。
いや、めっちゃファンやん。

はい、相方と2人して、整くんの大ファンなのである。

整くんのもじゃもじゃ頭とダッフルコート姿
なんでも、相方はこのドラマのおかげでダッフルコート愛が再燃したみたいで、
この冬シーズンに向けてダッフルコートを買おうと狙っているようだ。

そして、ルックスもさることながら、整くんの素敵なのはその頭脳明晰さ、
砂浜で針をもみつけるような観察力、
テレビのクイズ番組に出たら東大王も軽くいなしてしまう程の恐るべき博識、

さらに、特に我々の心に響いているのが同調圧力とは断固闘う姿勢
「みんながそうだからって、あなたもそうなんですか?それでいいんですか?_

世の中の当たり前とされてきた多勢の意見を片っ端から疑ってかかる姿勢
「僕は常々思っているんですが、それって本当にそうですか?」

映画版のストーリーはマンガ原作ファンの間でも人気があるらしい通称広島編と呼ばれる話。

(この先、ネタバレです)

ガロ君に導かれるようにやってきた広島で、旧家の遺産相続騒動に巻き込まれることになった整くん、いつもの観察力で解決してしまう。

過去の事件にまつわる人骨は出てくるが、劇中で誰も死ななかったのはよかった。

まるで犬神家の一族のような日本家屋のお屋敷、蔵、仕掛けの大きさに物語が引っ張られたのか、
いつもより整くんの長台詞が少なかったように思い少し残念。

いや、違うな。
ドラマだと1時間の中での長台詞なんだけど、今回は2時間超えの中での長台詞なので、同じ長さでも「今回、短かったな」と錯覚しただけかもしれない。

あとさすが映画版と思ったのは、キャストの俳優さんの豪華さ。
松嶋菜々子さんなんて、最後のワンシーンだけのほとんど友情出演なみの時間。
それでもバシッと決めてくるのだからさすが。

松坂慶子さんが旧家の関係者として出ていたので、
あのままの人の良い感じのまま終わる訳がない、きっと犯人かも!
とずっと疑っていたが、何もなかったり。

「いかにも人が良さそうに見えるやつを疑え」
というミステリ映画の定石からいうと、
松坂慶子さんでないとすると、もう一人の犯人候補は顧問弁護士の車坂の息子役の松下洸平さんしかいないだろうと踏んでいたが案の定。

そして、2時間超えをたっぷり堪能して劇場を出る。

「でもこれなら、やっぱり映画じゃなくて2時間ドラマでやって欲しいよね」

とかなんとか、制作者サイドにひとくさり文句を言ったりして。

<了>


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