世にも恐ろしい積読(積ん読)の話
こんにちは、makoto です。
師走も押し迫ってきて、週末は普段掃除しないところを掃除したり、年末ギリギリの大掃除を避けるために少しづつ片付けはじめている。
そうなると目につくのが、床に積み上がった本の山。
積読(積ん読)。そう、今日は積読の話をしようと思います。
***
皆さんご存知だろうが、まずは積読の定義から。
積読とは何かをWikipediaで引いてみる。
まぁ、その通りといえばその通りなのだけど少し物足りない。
Weblioでも引いてみよう。
そうそう!
「いつか読もう」と思ってはいるものの
このニュアンスが欲しい。
ただ積んである訳ではないのだ。
積読初期、まだ2−3冊くらいしか積んでいないうちは、
「今読んでいる本を読み終わったら次に読もう」
というつもりで購入する。
何しろ、本好きというのは用事がなくても毎日でも本屋には行きたいものだし、
なんなら他の用事がある時でも、本屋の前を通ると、
「ちょっと寄り道して」
と本屋の方を優先してしまったりするものだ。
そして、少しでも面白そうだと思う本と出会ったら、まだ読んでいる本があったとしても、
「今、買っておかないと、今度来た時には売れ切れてしまっているかも」
と不安に思って買ってしまう。
さらに次の段階になると、これまで全く興味がなかったような分野の本であっても、本の方から
「ほうら、この本は持っておいた方がいいよ、面白そうだろ〜」
と呼びかけて来るようになる。
そうしていると、やがて 次に読む本 が その次に読む本 になり、
今度読む本 になり、そのうち読む本 から いつか読む本 へと昇格していく。
成長魚みたいだけど。
気が付くと積読が山となって家中の至る所に溢れかえってくる。
我が家も積読が少しづつ溜まってきた初期、積読用にいつでも取り出せるようにと、オークス ブックタワーというまさに積読専用に作られたのではないかというデザインの本棚を購入した。
だけど、本棚のスペースは埋まるためにある。
みるみるうちに積読本で棚は一杯になる。
そうして、2台目も購入するが、これもすぐに埋まってしまう。
気がついたら、もう壁際の床は積読本の山で一杯になってくる。
OMG
***
我が家の積読は、この2-3年のパンデミック期間で一気に増えてきたように思う。
自分ではテレワークがメインになっても、もともとが自宅に篭ってする趣味が多いし、1週間外出しなくても割と平気だし、チャットとメール、そしてWeb会議という便利な道具も普及して、それらがあればなんとでもなるし、むしろ歓迎する、と思っていたのだけど。
実は、その生活様式の変化が知らぬ間に心身ともにストレスなっていたようで、自粛期間中はインターネットで本を買うことでストレス解消をしていたようだ。
そうして、心の均衡を保っていたのかも、と推測している。
しかし、このままでは圧倒的に読むスピードと買うスピードが均衡していないし、経済的にも好ましくない。
なんとかして「積ん読を解消」しないといけない。
まず、考えたのはこれだ。
「本は買ったらすぐに読む」
積ん読末期症状の場合、既にかなりの本が堆積している。
その状態で「先に買ったものから読まないと」みたいに考えていたら、
「どれが先に買った本だっけ?」
「せっかくだから、ちゃんと選ぼうかな」
とか、読み出すまでに時間を消費してしまう。
本を買った瞬間というのは、少なからずその本のテーマ、分野に興味が最高潮に高まっている時なので、そのタイミングで読まないともったいない。
なので、いくら積ん読がたまっていても、
「次は僕だよ〜」
とおいでおいでされても、
買った本からすぐに読み始める
ことが先決かもしれない。
もう1つの手段は
本はしばらく買わない
これは、まぁ難しい。非常に難しい。
だけど、これが最善なのは間違いない。
なんなら、本を買わない期間を決める。
「1週間は買わない」とか。
そして、本を買いそうになる誘惑から自身を遠ざける。
「本屋には2週間行かない」
「amazonや紀伊国屋書店のサイトを平日は開かない」
「新聞の書籍紹介欄を見ない」
とか。
あ、あと
「本の雑誌を読まない」
うーん、これはキビシイな。
「ミステリー関連のツイートを見ない、検索しない」
禁断症状の反動が恐ろしい。
まぁ、本を買うのはある程度はセーブするにしても、
現在のキャリア分岐点はあと半年くらいを目処に解消していると思うので、やがて過剰に本を買ってストレスを発散する、というのはいずれ緩和されるのではないかと気楽に捉えておこうと思う。
***
今日は積ん読について、どうすれば積ん読しないようになるか、など少し考えてみました。
それでは!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?