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加齢で読書ペースが落ちて積読が溜まってくる話

積読がヤバいです。

人間、ある程度の年を重ねると「老眼」というものになります。
ならない人もいるかもしれないけれど、今まで見てきたところ、
軽重の違いはあれどもほとんどの人は避けられない道のようです。
早い人の場合は40代から出てきたり、
50を過ぎると、腕を思い切り伸ばしてスマホを見ている人も出てきます。

僕は軽い近視持ちなので、普段もメガネをかけていました。
ところが、50が見えてきたあたりから、食事をする時にどうも違和感がある。
メガネをかけてご飯を食べ辛くなってきました。

それ以来、理由を深く追求することもなく、食事の時はメガネを外すようにしていたのですが、それがまさか老眼のせいだったと気づいたのは、50を過ぎて本の文字が読み辛くなってきたからです。
「そうか!メガネをかけていると手元の料理が視えにくいから食事しにくかったんか!」

それから、老眼用のメガネを買いに行ったのですが、
1.普段使いの中距離用近視矯正メガネ、
2.映画鑑賞や自動車運転時の遠距離用近視矯正メガネ、
3.手元読書用の老眼矯正メガネ
メガネの3本持ちはなんとも面倒くさいし、生活しにくい。

3本持ちをしばらくは頑張ったんですが、やっぱり無理と
普段使いの近距離メガネを使うのをまず止めました。
僕の近眼は軽いもので、裸眼でも0.3くらいは出ているので、メガネなしでも
そんなに困らないで生活は出来るんです。
とは言うものの、向かいから歩いてくる人の顔は認識できないので、
すれ違いざまに声をかけられて、知り合いだったとびっくりすることもたまにあったり、本屋で少し離れた棚の書名が読めないとか、
まぁ、それでもそんなに苦労はしません。

普段からメガネをかけなくなったのが理由なのか、それは分からないですが、
老眼もあまり進まず、スマホの文字も普通に見えますし、
読書の際も、あまり細かい文字以外は老眼鏡なしでも読めます。
夕方以降、目が疲れてきたり、周りが暗くなってくると途端に文字がぼやけてくるので老眼鏡マストですが。

とは言うものの、若い頃に比べたらすぐに目が疲れるし、字が読みにくくなって、あきらかに本を読むスピードが下がったということは自覚してきました。
そして、気がつけば本を読むスピードと買うスピードのバランスが崩れてきて、
積読がどんどん堆積するようになってきました。

「うーん、これ以上本を買うのは止めようか」
そう思って、新刊本をチェックしないとかしてみたことはありますが、気がつけばまた新刊本をチェックしてしまいます。
新刊本をチェックすれば、読みたい本が次から次へで出てくる。

幸いにも、数年前から相方も最近本好きになってくれて、
「家に面白そうな本ばかりあって困るで!」
と、取っ替え引っ替え読んでくれているので、無駄ではないなと思いながら、
この積読ペースをどうにかしないと、といつも頭を悩ませつつ、
また面白そうな本を見つけてはわくわくしています。

多分、家中に3年くらいネットが止まってしまっても退屈しないくらい読んでいない本が溜まっています。

困ったものです。
本好きの人は老眼とどうやって付き合っているんだろうか?
老眼本好きコミュニティでもあったらぜひ話をしてみたいなぁ、と常々思っています。

<了>



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