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若い時の憧れ=原点

カフェ杏奴ができて1年ちょっと。
まちなかに新たなカフェ『グリムカフェ』が
通2丁目にオープンしました。(2015.1)

若者が溜まれる場

オーナーの石原さんは那須出身で
短大進学を機に足利へ移住。
バイトとバンドを掛け持ちしながら…
卒業後、ライブハウスを経営、
ライブハウスに来るお客さんの居場所を作りたいと
カフェを始めました。
初めて会った時、
石原さんはお店をオープンさせようと
店内の棚などをDIY中。
私も隣の敷地でバンクーバーの朝日のセット移築中で
お互い作業服での出会いでした。

グリムカフェのオープンパーティーに集まったのは
ほとんどが高校生や+αの未成年。
テーブルの上に並ぶドリンクは
いつものビールやワインではなく
ファンタなどのソフトドリンクが並ぶ
とてもほんわかした雰囲気でした。
少し前にオープンした
カフェ杏奴とは全く違う年代の客層…
カフェが増えると全体のパイの取り合いになるのかな
と少し不安でしたが、
カフェが増えることで全体のパイが増えている
と驚きました。

若者に頼られる存在に

私が最近会った若者から
『昔バンドをやっていて
 石原さんにはとてもお世話になったんです。』
『学生のころよく石原さんとこのライブハウスに
 行ってました。』
などという声をよく聞きます。

石原さんはもともとミュージシャンになろうと
音楽活動をされていたそうですが、
ある時
自らは裏方となり若い人たちを支える側になりたい
と方向転換をしたそうです。

若者が頼る理由

私が高校生のころキンカ堂という商業施設の周りに
ビンテージの古着や
東京でしか買えないブランドの服を求めて
多くの若者が集まり賑わっていました。
私は扱っていた服を求めてという面もありましたが
それより自分よりちょっと年上で
オシャレなお兄さんやお姉さんの店員さんがいる
そんなあのエリアの空気感が好きで通っていたように
思います。

中でも一番お世話になったのが
Velvet Internetというショップのオーナー斎藤さん。
今は桐生市でcom+positionというオーダー帽子屋の
オーナーです。

若い頃は
大した経験もないのに漠然と大きな夢を持ち…
将来に対する不安を抱えながら…
恋愛や人間関係などで悩んだりするものです。
一方、アルバイトができるようになり
自分で好きな服を買えるようになったり…
バイクや車に乗れるようになったり…
アルコールも嗜めるようになったり…
いろいろと体も心も環境も変化する大切な時期です。

そんな若者が頼りにしたいのは…
親でも友人でもなく、自分よりちょっと年上で
*自分が目指そうとする姿と重なる人
*単純に生き方がかっこいいと憧れる人

ではないでしょうか。

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