雑記事３６

今日も今日とて朝から打ち合わせをしていた。いつもながら家にいながら日本の方と打ち合わせをできるとは何ともいい時代になったなと言わざるを得ない。
学びと発見の多い時間であった。結局、楽しいことしかできないという性分で合致している方達とのミーティングなので、必然的に共通言語も多く、サクサクと話がすすむ。結果、9月頭にオーストリアのリンツにショートトリップをすることになりそうだ。
相変わらず何から手をつけるのがいいか迷う日々を過ごしているが、結局その場のブームで1日というのは大体終わる。24時間があまりにも短いと感じるのは自分だけではないはずだ。
『よく遊び、よく学び、よく働け』とはよく聞く言葉だが、自分の場合は全部が一緒である。遊びと学びと働きが同一線上にある。そんな毎日を過ごしていると時間はあっという間に過ぎるし、興味も増え、結局24時間では短いなあと感じる日々は終わらない。

『人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり』

織田信長の話で知っている方も多いかもしれないが、これは幸若舞「敦盛」の一節であ利、信長の言葉ではない。人の世の50年は天界の時間に比べれば、夢や幻のように儚いものだという意味ではあるが、結局50年の人生なんかあっという間に終わってしまう。といった意味であろう。間違いない。人生100年時代とはいえそれでも短く感じてしまうのが自分の率直な感想だ。
やりたいことが尽きない、1番の悩みである。先日の日記に書いたのであるが、物欲はほとんどない。ただ体験欲というものがあるなら自分は欲が尽きないと思う。
本当に尽きないのだ。そうこうしているうちに、スウェーデンのエキスビションのメンバーのブライアンからメッセージがきて、今日まず取り掛か羅なければいけないことが決まったみたいだ。
幻のような時間を今日も過ごすことにしよう。

11:55  6.Aug.   2022    Berlin