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この本を読んでみて思ったことを最初に述べる。

エッグスタンドある家。
前提条件がそもそも違う。
太古からずっといた。
優先順位。

この辺が良く伝わってきた。
まずエッグスタンドだが、まずエッグスタンド自体必要か不必要かと言われると不必要である。

わざわざ卵を置いておくためのものを買う必要はない。
人生や物事って考えるとなかなか難しく考えがちだが、これは自分にとって必要か不必要かと考えたときにそもそもをエッグスタンドに置き換えて考えると。
本当に必要か不必要かが見えてくる。

前提条件。
これは環境とも置き換えることもできるが、
要は人と人とを比べるのは良くあることだが、
わざわざスタート地点からゴールまででみた時に
前提条件を見た上で考えてるかということ。

簡単に言うと
社会人経験のない人と3年間別の会社で働いてきた人間が新しい会社でよーいドンで仕事を始めたとしても前提条件として
3年間社会経験している人の方が立ち回りがわかるってもんだ。

みんなゴールが同じだとしてもスタート地点が同じとは限らない。
なので、人と考え方や価値観がすれ違った時もまずその人の前提条件。生きてきた背景や環境が違うと言うことに気づく必要がある。


太古からずっといた。
これもたとえば、パワハラとかモラハラって言葉があるが
この言葉がよく使われるようになったのは最近のこと。

でもこの言葉ができる前から存在した。
言葉ができてから存在したのではなく。
存在があったから言葉ができた。
そしてその言葉でよりその存在が際立つことになっただけ。

なので言葉を使ってスポットライトを当てることが果たして良いものかどうか…

優先順位
今作で1番感銘を受けた。
この話は有名な話ではあるが、ある先生が壺の中に大きな石を入れる

ここで先生はこの壺の中にこれ以上物は入りますか?と聞く

生徒たちは入りませんと言う

その後に砂利を入れる。
そしてもう一度壺の中に以上物は入りますか?と聞く

生徒たちは次はは入りますと答える。

次に先生は砂、水の順番に壺の中に詰めていく。

この話、要は何が言いたいのかと言うと

頭を使って入れていけば意外と物は入るんだよと言うことではなく…

大切な物は最初にしか入れられないということ。

砂利や砂や水を入れた後に石は入れられない。

なので最初に石から入れておかなければならない。
自分にとって一番大事なものからしまいなさいと言うこと。

他にも面白いことを独自の視点から話しているので、一度読んでみて欲しい。
色々人生大変なこともあるが、人生はなんとかなるって少し重荷を下させてくれる
そんな作品だと思う。



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