4度目のトリプルスリーを達成するための解決策
一番悔しいのは本人だろう。
山田哲人。
東京ヤクルトスワローズのキャプテンを務める。
今季は105試合に出場し、打率・231、14本塁打、40打点。
かつて3度トリプルスリーを成し遂げたものの、ここ最近は非常に苦しんでいる。
特に打率。
昨季は打率・243
2割台前半を残すようなバッターではない。
不調の原因として考えられるのは、コンディション問題。
1試合通して戦える体ができていないことだ。
今シーズン、高津臣吾監督は山田を試合途中で交代させるシーンが目立った。
特に今季はWBCもあり、疲労の面も考慮されていたかもしれないが、やっぱり彼にはフルイニングで出て欲しい。
キャプテンが試合に出続けることはチームの士気を上げる上で、最も重要な要素なのではないだろうか。
下半身のコンディション不良で、二軍に降格したこともあった。
まずはケガをしない体づくりを見直すことが必要。
中途半端な状態で試合に出ても、彼の素晴らしいポテンシャルを100%発揮することはできない。
今日の契約更改でこうコメントした。
「走れないって致命傷。離脱して悔しい思いをしたので、来年はけがをしたくない」
やっぱり自分が一番不調な原因を分かっている。
3番山田、4番村上
山田が出て、村上が返す。
ではなく、
山田が返して、村上も返す。
2年前に日本一を成し遂げた際はこの構図が出来上がっていた。
31歳。
まだまだ発展途上だ。
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