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2018年12月の記事一覧
『ドラゴンボールの息子』その5「アニメ脚本家がいる生活」
『アニメ脚本家』の父がいたおかげで、我が家は一般の家庭とはだいぶ違う生活サイクルで生きてきました。
今回は『あれは普通じゃなかったんだ!』と、後に感じた小山家の生活をご紹介します。
1.学校へ出かける時にいつも父親は寝ている。
僕は毎朝いつも『どうしてお父さんは、あんなに寝てるのに許されるんだろう……』と疑問を抱きながら学校に出発していました。
脚本家という生き物は、基本的に真夜中に執筆を
『ドラゴンボールの息子』その4「父ちゃんの口ぐせ」
今でこそ、ほとんど言わなくなりましたが、
父には代名詞とも言える口ぐせがありました。
『バカ野郎』
僕や家族はもちろんのこと、父に育てられた100人以上の門下生たちが幾度となく言われて来た言葉です。
乱暴な言葉遣いで、
お恥ずかしい限りなのですが……
息子としてフォローするならば、父のバカ野郎はあのビートたけしさんのそれと同じように、喜怒哀楽のすべてを表現できるんです。
そう、JKが言う
『ドラゴンボールの息子』その3「アジア最大の脚本家」
僕の父は、長いこと「アジア最大の脚本家」を
自称しています。
いったい何が「アジア最大」なのかというと、もちろん「規模」とか「レベル」の話じゃなく、単純に「身長がデカイ」んです。
戦後からたった3年後の昭和23年生まれにもかかわらず、父の身長は194cm。
あの、大谷翔平選手よりも1cm大きいんです。
かつて、一度だけお会いしたというアントニオ猪木さんから「大きいですね」と言われたのだか
『ドラゴンボールの息子』その2「小山家のラストクリスマス」
今日は、世界中の子供たちが夢を膨らませるクリスマス。
クリスマスと言えば、
みなさんにも色々な思い出がありますよね?
今日は、我が家の大切なクリスマスのエピソードをひとつ披露させていただきます。
アニメのシナリオライターとしてはタブーである「サンタクロースの正体」について触れさせてもらいますので、心のキレイなちびっ子たちはこの記事を読まないでくださいね!笑
僕の父は、アニメのお話を
『ドラゴンボールの息子』その1「アニメ脚本家の息子に生まれて」
みなさま、初めまして!
僕は脚本家の小山 真といいます。
おかげさまで多くの方々のお力を頂き、
アニメやゲームの世界でお話を書きながら
毎日を生きております。
さてさて、まずはこのひどく盛った『タイトル』のことと、『僕のこと』についてお話しできればと思っております。
僕は「タイムボカンシリーズ」「聖闘士星矢」「魔神英雄伝ワタル」「勇者特急マイトガイン」「Dr.スランプ アラレちゃん」などなど