人事万事塞翁が馬 ~大じいちゃん、98歳になりまして~
こんにちは!
耳が聴こえないまっこ(Makko)です!
突然ですが、こちら↓の青年は…
さて、誰なのでしょう??
はい!
正解は、家族たちから
”大(おお)じい”
と呼ばれている 我が家の大じいちゃんです!
ちょうど80年前の1944年(昭和19年)、当時19歳。
この写真が撮影されてから約80年が経って、このたび 98歳 になりました👴
↑↑↑ 大正生まれの令和ライフ🍀 可愛くないですか??✨
今、大じいちゃんはイナカ町の実家で ゆーったり・のーんびり と過ごしていますが、
過去に戦争を経験しており(今や数少ない存在かもしれませんね)、
昭和19年に愛知県の河和海軍航空隊に入隊したそうです。
それまで働いていた会社を退職し、小型航空機を操縦して敵軍に突っ込むための特攻隊 に志願したのだそうです。
特攻隊に志願=ほぼ確実に死ぬことを意味するのに、どうして? 怖くなかったの??と尋ねると、
「当時はその感覚が当たり前だったでな。
それに、単に航空機を運転してみたかったんじゃ🛫」
とのことでした👀
死んでしまうかもしれないのに、今では考えらない挑戦心ですよね。
…ですが!!
大じいちゃんは特攻隊訓練前の身体検査を受けた際に
左耳の聴力が弱く、基準を満たしていない
という理由で志願が却下され、整備兵となったのだそうです。
(ここも、私とは「耳」つながり!👂)
当時は、
飛行機の操縦がしたかったから志願したのに、できないなんて…!
自分は役に立てないのか…!
とショックを受けたそうですが、
もし、この時に大じいちゃんの左耳が正常に聞こえていたら
大じいちゃんは既にこの世に存在しなかったかもしれなくて、
となると私たち子孫も存在しないわけで。
聴力が弱かったことが、大じいちゃんの寿命を80年以上も延ばしたのです🍀
まさに、
人事万事塞翁が馬。
※一見、不運だと思えることが逆に幸運につながったりすること
大じいちゃんも、19歳当時は自分がここまで生き延びるとは思っていなかっただろうなあ。
年末年始などに 23名 もの子孫たち(うち、ひ孫は7人!)がイナカ町へ帰省すると大じいちゃんは幸せそう🍀
あなたも、日々の中で
あの時のあれ、実に悔やまれる…!
あの経験は無念だった…!!
成果が出なくて残念すぎる!!!
…と感じてしまった出来事の1つや2つはあると思うけど、
長い目で見ると結果的には自分にとって幸運だった!!
ということだって必ず出てくるよ🍀
だって、
人事万事塞翁が馬。
あなたはしっかりと守られているのだから!!
今後は”逆の幸運”をたくさんつかんでいきましょうね✨
【本日の手話】
本日は私のサインネーム(手話名)です。
人にそれぞれ名前があるように、手話での名前も自由に付けることもできるのです!
付け方は様々。その人の特徴だったり、趣味や特技だったり、名前から来ていたり。
私の場合は、まっこの「ま=M」の形をした片手で、横分けにした前髪をなぞる表現です☺
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