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旅するように学ぶ、学ぶように旅する
皆さんは、「旅」と聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
観光地へ行ったり、美味しいものを食べたり…いわゆる「旅行」も私は大好きです。
そんな私が思い浮かべる「旅」は、(カッコつけに聞こえるかもですが)人生そのものな気がしています。
私がやりたいことの一つに、「地域の外の人と、中の人が混ざり合い、人や地域のストーリーを通じて学び合う場を創る、そして人が人として成長する、その結果、海に近づく人を増やす」ことがありますが、先日それを表現する場である“北三陸ラーニングジャーニー”を実施しました。
このラーニングジャーニー実施の目的は、2つ。
一つは、地域外の若者を地域の中に入れ、ともに学ぶこと。
二つ目は、地域で今頑張っている若者が、人を紡いでいく場を創ること(次世代ナビゲーターと勝手に呼んでいます(笑))
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参加者は、大学生中心にU25の首都圏などに住む若者たち。
全く知らない土地(しかも田舎!)に訪れ、基幹産業の一つである漁業・水産業の課題、地域の課題に触れ、そして他者とのコミュニケーションを通じて自分を知る…
時に、「課題解決を一緒にやろう!」と強いたくなりますが、今回それは無しにしました。
ここ数年、課題解決を自分事にして楽しんでいる人やそのプロジェクトはもはや課題ではなく魅力だし、課題解決というよりは、若者の力で「魅力化」にした方が良いんじゃない?と思っているから。
嫌いじゃない(好き)、ワークショップ設計やファシリテーションも次世代ナビゲーターに委ねて、私は見守り役。
そうすると、良い隙間や空間ができて学びも深くなっているような、そんな気がしています。
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参加者への私からの「問い」のプレゼントは、「人生において自分はどうありたいか?」。
答えが出たかどうかは、聞きませんでしたが、きっとそれは人生という旅の中で考え続けるんだろうなと思います。
主催者である私自身も、委ね手放そうとしている今、「人生においてどうありたいか?」を考えるきっかけになりました。
こういう場を世界中の人と創りたいし、その結果、「海を良くする仲間」を増やしたいなと切実に思っています。
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