見出し画像

桜間中庸「月夜のバルコン」

本日は桜間中庸「月夜のバルコン」を朗読しております。

薔薇の家のバルコニーから月を眺める…そんなシーンに私は縁がないワなんて思いつつも、何度も何度も読み返しているうち、なんだか自分も薔薇の香りに包まれて、蟻や蝶や風と話しているような気になってくるからフシギ…そんな、短い、短い詩です。

詩人であり童謡作家であり児童文学者である桜間中庸は、早稲田大学在学中に、故郷で病にかかり、二十代で夭逝しました。

桜間中庸の作品はほかに、「動物列車」「赤い電車」「獏」も朗読しております。
あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。