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書けば書くほど、脳が活性化する



こんにちは、牧野真です。

精神科医の樺沢さんの『学びを結果に変える アウトプット大全 』に、書くことのメリットについて、興味深いことが紹介されていました。

書くことで、脳が活性化し、記憶力や学習力が高まる


《アウトプットの基本は「話す」「書く」ですが、「話す」ことに比べて、「書く」行為の方が、圧倒的に記憶に残り自己成長を促す》そうです。

「書く」ことで、脳幹網様体賦活系(RAS、Reticular Activating System)が刺激されるからです。RASとは、脳幹から大脳全体に向かう神経の束。神経のネットワークです。
(中略)
RASが刺激されると、大脳皮質全体に「目覚めよ注意せよ!細かいところまで見逃すな!」と言う信号が送られます。脳はその対象物に対して集中力を高め、積極的に情報収集し始めるのです。それは検索エンジン「Google」にキーワードを入力するようなものです。

RASを刺激する最も簡単な方法が「書く」ということ。注意がそこに集まり、脳が活性化する。結果として、記憶力や学習能力が高まるというわけです。
(引用元:学びを結果に変えるアウトプット大全

書けば書くほど、脳が活性化されるのなら、どんどん書くべきですね。


この『アウトプット大全』、能力を最大限に引き出す書き方について、いろいろ取り上げていて、とても勉強になります。

例えば、読書の方法では、何も書き込まずに「きれいに読む」よりも、アンダーラインを引いたり余白に気付きを「書き込みながら読む」方が、本の内容の理解が深まり、記憶に残りやすい、と。

脳が活性化するからですね。(インプットだけの読書から、アウトプットも伴う読書になる


また、私自身、執筆者として参考になったのは「文章に関する悩み」。以下の2つが、その悩みの上位だそうです。(どうやって調べたのかは、書かれてなかった)

✔文章が下手
✔文章を書くのに時間がかかる

2番目の解決策として、「時間(締め切り)」を決めて書くことや「文章の構成」を作ることなどを勧めています。(構成を決めて書けば、3~4倍、書くスピードがアップするそうです)

『アウトプット大全』は、ボリュームのある本ですけど(ページ数が300ページ近い)、見開きで作られているので、案外、スラスラ読めます。


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牧野真(まきのまこと)|著者、マーケティングディレクター
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