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若い人がお金に糸目をつけないもの

こんにちは。

牧 菜々子です。

若い人に比較的多く見られる消費傾向に、メリハリ消費があります。

無駄だと感じるものには一切お金を出さず、必要なものにはお金を惜しまず出すという消費傾向です。

時には理解を超えるくらいに、徹底的にお金を払う。

お金に糸目をつけないという面は、若い人にもあるのです。

ですが、お金を惜しまず払う対象というのが、これまでの価値観とは少し違います。

今までは、メリハリ消費と言えば、自分へのごほうびや、「これがあればこんなに素敵な自分になれるんじゃないか」「問題が解消するんじゃないか」という目的がありました。

ですが、今のメリハリ消費の対象、つまり若い人が徹底的にお金を払う潜在的な目的は、自分が何らかの役割を担うこと、頼られてそれに応えることに移ってきているのです。

だから、遠すぎて「ありがとう」が感じられないものへの出費は優先順位が下がる一方、お金はあるので自分が何らかの役割を担えたり自分を活かせたりするものにはあえてお金を払います。

自分へのごほうびや娯楽は、無料でできることがたくさんあります。

「こんなに素敵な自分になれる」というのは、お金をかけなくてもできます。

そこに自分が頼られている、「ありがとう」が感じられるという要素が入ると、比べものにならないほど消費するということになり、そのような先が複数あります。

人に知られなくてもいい、極めて個人的なことなので、「まさかあの人がこんなことにこんなにお金を使っているなんて」と知っている人はごくわずかです。

そして、若い人に多く見られる傾向というのは、どの世代にも一定数いる事柄でもあります。

もちろん、このような傾向が全くない人たちもいますが、反対にこれからこのような傾向が加速していく可能性もあります。

若い人がお金に糸目をつけないものは、人に知られなくてもいい身近な使命感への「返答」です。

周りからは理解しがたいものであっても、本人は応えているのです。