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右手を傷めてわかる「当たり前」のありがたみ

こんにちは。

牧 菜々子です。

右手を傷めてしまいました。

下の子と手をつないで歩いていて、子どもが思いがけず転んでしまい…。

大人顔負けの握力を誇るわが子に、腕を持って行かれてしまったのです。

それ以来、右手が痛むようになってしまいました。

もともと、抱っこや家事で腕を酷使するうえに、日常的に手書きもするので、右手は悲鳴を上げていたのかもしれません。

右手が使えない

腱鞘炎も同じですが、少しでも右手の負担を軽くするほかありません。

意外に負担がかかるのが、日常の動作です。

真っ先に躊躇するのが、ドアや引き出しの開け閉めです。

子どもの衣類の引き出し。

キッチンの引き出し。

トイレや脱衣所のドア。

ドアの開け閉めは、手で加減をする分、負担が大きいのです。

力任せに、バーンと全力で開け切れば、手の負担は少ないのですが…。

ドアが壁に激突しないように、最後に加減するために、余分に力が要るのです。

一度動き出した物を、止める時にも、同じように力が要りますよね。

それと同じです。

特に、左右に動かす「引き戸」は、バネが利いていて、まだ開いていないのに手が痛くなったりします。

これらを全部左手に替えると、時間もかかり、いちいちやりにくい…。

でも今は、仕方ありません。

無意識にボタンを押してしまってまた痛みが…

無意識に、素でやってしまうのが、ボタンやスイッチを押すこと。

ポットの給湯ボタン、部屋の照明のスイッチ、パソコンのクリック、車の運転席の施錠ボタン。

押すものがいっぱいです。

どうして、ボタンを押すのが手に負担になるかというと、力が反射してくるからです。

押した分だけ、押し返される。

だから、これも左手で。

箸は使わない

調理中に困るのは、箸を使うと手に負担がかかること。

そもそも箸って、「はさんだものを落ちないようにキープする」の連続です。

指の力がひじまで伝わり、すぐに右手が痛くなります。

食べる時も、スプーンとフォークに切り替えです。

産後の腱鞘炎にも

思えば、産後に腱鞘炎になりかけた時も、そうでした。

右手の負担を減らして、2か月で痛みは治まりました。

その後は、全部右手に戻しても大丈夫だったのです。

今は不便だけど、必ず右手に戻せる日が来る!

そう思いながら、左手でこの文章を書いています。

困ったなぁー。