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卓球用品紹介(3)

前回投稿した卓球商品紹介(2)の続編になる。
前回の投稿を見たい場合は下記のリンクで飛んでみてほしい。

小学・中学・高校で始める人についての卓球用具の紹介を行う。
学生の時に覚えたものは一生ものになるのでぜひしっかり基礎を身に着けられる用具を使ってほしい。


卓球の基礎は足腰である。

決して腕だけの小手先の卓球を覚えないでほしい。足腰でボールを打つためには腰を回してタメを作ってからラケットを振りボールを打つ。

イメージは野球でボールを打つ時は腰を回してタメを作りその力を使いスイングして打つ。野球でボールを打つ時に腕だけで振ってホームランにしているしている人は見たことがないと思う。

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卓球はお金をかけて弾む用具を使用すると一時的に速いボールを出すことが出来る。ただ、手打ちなのでボールに重みはなく、ボールがただ速いだけのものになる。卓球のボールに重みを出すにはやはり回転をかけないと重みは出ない。よくプロ選手の紹介で回転の話が出ると思うが、プロ選手はボールに重みを出すことを考えている。重みのないボールはプロ選手の間では返球されやすいボールとして嫌われているからだ。
(卓球はスピードだけでなく回転も重要である。プロ選手もスピードより回転を重視しているのを忘れないでほしい)


ボールの回転量、重みあるボールは足腰で作りだすもの。

卓球は理化学を利用すると説明がつくので少し物理の話をしようと思う。物理では運動のエネルギーは質量と速度の掛算になる。正式には物理の授業を受けてほしい。(高校生だと物理の授業があるのでそこで詳しく納得してもらえる幸いである。Q=1/2mv^2)

足腰で打球した時と腕だけで打球した時のスイング速度は同じとする。
V足腰=V腕  (Vは速度を表現)

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腕だけで打球すると片腕1本分の質量が運動エネルギーに変わる。
足腰で打球すると腰から上が動いているので上半身の質量が運動エネルギーに変わる。

片腕1本分の質量が上半身よりも重い人間はこの世にいないと思う。
片腕1本分の質量 < 上半身の質量 仮に上半身が片腕の5倍の質量ならば
運動エネルギーが5倍ボールに加わるのでボールは重くなる。


最初から弾むラケット・ラバーでは足腰で打つ基礎を学べない。

ここからが本題で部活動などでちゃんと卓球をしていきたい人が最初から弾む用具(プロ仕様の用具)を使用すると足腰で打たなくても腕だけで早いボールが打ててしまうので使用しないこと。

さらに初心者同士の試合だとボールが速いと勝ったりもするのでそれで正しいことと感じてしまう。しかし、中級者以上には絶対に勝利することない。

ボールが少し弾まない用具だと腕だけで打ってもスピードでないし、卓球台にうまく入らない。足腰を使うと少しスピードが出て、安定して卓球台に入るようになってくる。(ここに至るまで半年以上かかる)
基礎を身に付けるのには時間がかかるのですぐに成果を求めないでほしい。


基礎を練習する上で適切な用具を参考として下記にまとめる。


つたない文章であるが、これから卓球を始めたい人がいてわからないことがあればコメントいただければ解説しようと思うので気軽にどうぞ。

次回は卓球の用具のラケットの種類について紹介するるのでお楽しみに。


卓球の紹介も短編では言い切れないのでシリーズで少しずつ紹介していく。






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