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ザイロフォン! とトラの絵本

こんにちは。ニッポンxオーストラリアの日豪国際結婚、通訳翻訳(ツーホン)を生業とする我々夫婦が、4歳0歳の二人の幼児をなんとか日英バイリンガルに育てようと苦労する様子をお届けする「日豪ツーホン夫婦、バイリンガル育児に取り組む」。わたくし日本人妻・英語通訳翻訳者のカイザー真紀子がお届けします。仕事用ウェブサイトはこちら→ https://www.officemakiko.com/

長女タレ子、年中組。この世にはジャパニーズとイングリッシュがあることが、わかるようになりました。もっと小さい時(二、三歳くらいまで?)は区別ができてなかったと思われます。オーストラリアのおばあちゃんは日本語ができないのに、日本語でわーっと言いたいことを訴えてたりしました。

登園日は保育園から日報がクラス全体宛にメールで送られてくるのですが、先週は面白いのがきました。

先生「〇〇のおうちにxylophoneあるよー!という子がいたので、木琴を英語でザイロフォンということがわかり、勉強になりました」

クラス全体宛ですので個人名は伏せておられましたが、見回しても木琴をザイロフォンと呼んでいそうな家庭はうち以外なく、これ、どう考えてもうちの子。在宅ワークのダディと二人、爆笑しました。

お迎えの時に詳しい様子を聞けました。

先生「バラバラの木琴の絵を見てこれなーんだ?ってあてるワークをしてたんです。そしたらタレちゃんが手を上げて、『ダディはそれザイロフォンって言ってるけど、ジャパニーズはなんでいうのかわからない』って言ったんですよ。私も英語ちゃんと調べました。クラス全員、あっという間にザイロフォンという言葉を覚えて、タレちゃんも木琴っていう日本語を覚えて、お互い勉強になりましたー」

おおー。ラングエージ・エクスチェンジをしたんですね!いいですね!タレ子、ちゃんと手を上げて発言できてえらい。

そして私が木琴という日本語をおしえるのサボってたことが明らかになってしまいました。うちにあるのは金属製なので、どっちかというと木琴じゃなくて鉄琴ですが、ザイロフォンを日本語で言い換えてやる努力を、してなかったな、私。

その点偉いなと思うのはダディです。私が日本語で子供に話しかけると、同じ内容を繰り返して英語で言って聞かせてるということを、ベビちゃんの頃からずーっとしていました。彼なりの、英語を覚えさせる努力だったのでしょう。聞いたことないけど。

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さて、我が家には絵本がそれなりにあります。先日数えてみたら、300冊ほどありました。子供の服はギリギリでまわしたい派ですが、本は割と惜しまずに買い与えようと思っています。

タレ子は毎晩、寝る前にその蔵書から絵本を持ってきて読む習慣がついています。(一人で静かに本をめくってることもあります)寝る前は親が読み聞かせてますが、読みたい本は自分で選んで持ってきます。マミーはジャパニーズの本、ダディはイングリッシュの本とわかっていて、二冊ずつくらい選んできますが、ある時トラの絵のついた英語のを2冊持ってきて、片方マミーに読んで!と。マミーはタレ子に日本語で喋っているのに、英語もできることがバレています。(あ、来年寅年ですね)

↓左側のThe Tiger Who Came to Tea って、面白いです。翻訳して出したい。そしてこのTea は夕食の意味のteaかなって思うのですが、どうなんでしょう。右側のCinnamonも絵が繊細で美しいです。

(後日追記:日本語版出ていました!tea は「おちゃ』って訳してますね。『おちゃのじかんにきたとら』ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4887502222)

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子供が生まれて初めて触れましたが、英語の絵本の世界もとても面白いですね。オーストラリアのおばあちゃんからたくさん頂いたり、Amazonでぴゅーんと海外から取り寄せたりしてます。今後紹介していきたいと思います!




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