見出し画像

2年間の育休を取得してみて

皆様、はじめまして!!
ママインターンのMと申します。
中央区在住で、2人の保育園児を子育て中の、フルタイム会社員です。
さて、2023年10月現在、中央区では令和6年度の「保育園のごあんない」が配布されており、復職時期について迷っているママが多いのではないかと思います。
ご参考までに、私自身が育児休業(以下、育休)を2年間取得した経緯や所感を記事にしてみました。
0歳児クラスの4月や、1歳児クラスの4月から復職されるママさんが多い中、育休を2年間取得し、年度途中に復職したのですが、私自身も迷いや葛藤がありました。
育休中は、専業主婦の方を羨ましく思いながら、自分のキャリアも諦められず、複雑な気持ちで、情報収集をしまくる日々を過ごしました。
個人的な所感にはなりますが、この記事が、誰かのお役に立てれば幸いです。


2年間の育休を取得した2つの動機

①まず最大の動機は、会社や社会からの評価よりも、子供からの評価が欲しかった事です。認可保育園に入園出来なくても、認可外の保育園に預けて復職するママは多いと思いますが、私はその選択をせず、育休を2年間取得しました。
自己分析をすると私の場合は、忙しいとついついイライラしてしまいます。育休中でも、子供を叱りすぎてしまい、反省ばかりでした。
しかし本音では、「毎日笑っているママ」を、子供達の記憶の中に残したいと思い、毎日笑って過ごせる環境を自分で整えたいと考えました。時間的に余裕がある中で子育てをしたいと考え、復職時期を延長しました。

②2つ目の動機ですが、前回の1回目の復職時に、子育てと仕事の両立が大変難しかったからです。1回目の復職時期は、配属先が変わり業務内容の難易度が高く、私の頭の中は、常に仕事のことでいっぱいでした。休日に子供に話しかけられても、めんどくさい、と本気で思ってました。現在の私の優先順位の1位は子供ですが、1回目の復職時は忙しくて疲弊しており、大事なものの優先順位を見失っていました。
その反省があり、2回目の育休では、フルタイムのワーママとして、強くたくましく働く準備をしたくて、育休を2年間取得しました。

育休を2年間取得するフローと注意点

<育休とは>
原則として子供が1歳のお誕生日を迎えるまでの期間に取得できます。例外的に条件を満たせば、子供が2歳になるまで延長が可能です。(2023年10月時点)
子供が1歳のお誕生日を過ぎた後は、主に認可保育園の選考に落選した場合に、育休の延長の申請ができます。

<私の場合の育休延長のフロー>
下の子が1歳を迎えた時点と、1歳6か月を迎えた時点で、認可保育園の選考に落選してしまいました。その際に、中央区から「保留通知書」が郵送されてきたので、その書面を勤務先に提出し、勤務先が育休延長の手続きを行ってくれました。

<注意すべき点>
①育休延長と、育児休業給付金延長の違い
勤務先のルールで、育休自体は2年以上認められている企業もあります。しかし、育児休業給付金の支給は最大2年ですのでご注意ください。(2023年10月時点)
私の場合は、育休と育児休業給付金の支給を2年間いただきました。

②中央区の保活においては、区の発行する「保育園のごあんない」の冊子には記載されていないルールが多数存在し、知らない事が多かったです。私は、中央区の保育課に10回以上電話して、不明点を何度も質問しました。「このルールを知らなかったから、失敗した。。。」というミスがないように、お気をつけください。
※行政や勤務先によって、詳細なルールは異なるので、ご自分で最新の情報を必ずご確認ください。

中央区の保育園等についての詳細は、中央区のホームページをご参照ください。


育休を2年間取得したメリット

・時間を気にせず、子供が好きな遊びに付き合ってあげられたこと
育休の2年間は、仕事や家事に追われず、日が暮れるまで子供と公園で遊びました。子供のリクエストに最大限応えられたこと、子供の気が済むまで話を聞いてあげられたことは、私自身の満足度も高く、子育てにおいて自信がつきました。
・ご近所のお友達やママ友、知り合いがたくさん増えたこと
育休中は、近所の公園、児童館、プールに通いまくったので、2年間分のたくさんの知り合いが出来ました。私は、防犯、防災の面から、うちの子供達を気にかけてくださる方々が一人でも多いことが理想だと思うので、積極的に地域の方々と交流を持てたことは、大満足しています。

育休を2年間取得したデメリット

・収入面やキャリアの面の心配があった事
優先順位を改めて考えて、決断するしかないと思います。
・0歳児の4月や1歳児の4月に次々と復職していくママが多かったので、孤独感や焦燥感が大きかった事
社会において、必要とされなくのなるのではないか、という不安はありましたが、それは出来る限り精一杯働くことで解消していくしかないと考えております。
・育休を長く取得することで、社内の評価が下がるのではないか、職場の同僚に迷惑をかけるのではないか、と悩んだ事

しかし、私の優先順位の1位は子供達なので、仕事においては出来る限り貢献し、社内の評価については、私がコントロールできない部分も多いので、こだわりを手放しています。
・下の子が年度途中で保育園に入園できるかという問題
下の子が2歳になるタイミングで復職したので、年度途中での復職となりました。その結果、上の子と同じ保育園には空きがなく、兄弟で別々の認可保育園となりました。送迎が2か所あるのは面倒ですが、育休を2年取得すると決めた時点で覚悟していた事なので、不満には思っていません。
育休を2年取得すると、年度途中で保育園に入園となる方が多いと思うので、年度途中でも入園出来そうな、子供を入れたい保育園があるかどうかの事前のリサーチは、すごく大事ですね。

育休を2年間取得後に復職してみて

復職時には、職場の同僚や上司が皆様あたたかく迎えてくださり、現在、居心地良く仕事ができております。長く育休を取得した分、仕事のスキルを取り戻すには、多くの時間と労力はかかると思いますが、自分で選択したことなので、全く後悔はありません。
子供達が通う2ヶ所の保育園の先生方からは、復職については応援や励ましのお言葉を何度もかけていただいて、子供達の事も、いつも以上に気にかけていただいています。本当に素敵な保育園に通うことが出来て、改めて子供達も私も幸せだと思っています。

育休中に、大学院に通った友人や、難関資格を取得した友人が複数いるのですが、このようなスキルアップは、心から尊敬しています。産後に早く復職して、キャリアアップに成功している知人も多いです。しかし、私が自分の可処分時間を多く使ったのは、子供と一緒に過ごし、子供のリクエストに応えることでした。
自己満足かもしれませんが、自分で選択したので、この点も全く後悔はないです。

復職してみて、今現在思うことは、当然ですが、育休中よりも時間が無く、体力的にもすごく大変です。疲労で、メンタルが落ち込む事もよくあります。
しかし、キャリアも子育ても両立したいと私自身が選んだので、どうやってこなしていくか、前向きな気持ちで日々を過ごしています。
私は「自分の機嫌は自分で取る!!!」これを大事にしています。

ワーママとして生活していると、子育ての言い訳は「仕事」で、仕事の言い訳は、「子育て」でした。勤務先にも子供にも罪悪感を持ちながら、モヤモヤしながら働いてきました。
しかし現在では、自分で決めて、嫌というほど育休を満喫した後なので、
今度は、腹をくくって、希望に満ちたワーママライフを満喫しています。

私個人のケースでは、育休を2年間取得したことは、大満足の結果となりました。
私個人の考えとしては、どなたにも「ご自分がベストだと思う選択をすること」にこだわっていただきたいです。そして「周りの環境を積極的に自分で整える」こともおススメしたいです。
皆様が、納得して充実した毎日が過ごせるように、心から応援しています!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?