本当にもったいないのはどっち??
先日、私の母が我が家の小1次女を見て、
「次女ちゃん、今日すごく可愛い靴下履いてるね。」
と言いました。
この日次女が履いていたのは、入学式用に買ったふりふりレースがついた真っ白の靴下。
次女は、特別な日のための洋服や靴下などを普段使いするんです。ピアノの発表会用に私が作ったリバティブラウスも、学校へ何度も着て行っていました。発表会用のひらひらのスカートも、下にスパッツを履いて通学用に。
そんな話を私の母にもして、改めて次女に何でそうするのか聞いてみました。
するとその答えは・・
「もったいないから。」
なるほど!!
私たち大人は、特別な日の洋服や靴下などを普段使いする方が「もったいない」と思ってしまいませんか?せっかくの洋服が汚れてしまう、靴下が破れるかも‥なんて心配が先に立ちます。
しかし、次女の考え方によると、「着ない方がもったいない!」
よ~く考えてみると、そっちの方が納得できます。
特別の日に・・と思って買ったきれいな洋服。
その特別な日にだけ着ておしまい。「またいつか特別な時が来たら・・」なんて思って大事にクローゼットにしまったまま、サイズアウトしてしまう。もしくは、経年劣化で黄ばんでしまっていた・・など。
こっちの方が断然もったいないですね。
我が家の次女のように、特別な日に着た後には普段使いにして日常に特別を入れ込む方が幸せを感じて過ごせそうじゃないですか?
なんてことのない普通の日に、ひらひらのついた可愛い靴下を履いて学校へ行く。それだけでちょっとテンションが上がりそうです。
そんな話をしていたら私の母が、
「食器も、高いものを買って使わずにしまっておくんだったら、少しいいものを普段から使った方がいいよね。」
と言い出しました。
高すぎる食器は壊すのがこわくて使いにくいかもしれません。でも、母の言うように自分の好みの少しいい食器を普段使いにすると、日常の食事でも気分が上がりそうです。
「もったいないから」と、ボロボロの服を着たり、割れた食器を使い続けたりしているのであれば、それは「もったいない」の方向が違うのかもしれませんね。
何気ない日常こそ特別だと思う今日この頃です。
日常を自分の意思で特別にしていったらいいと思います。
特別な日の洋服を着てみる、特別なお客様用のカップでコーヒーを飲んでみる。
本能に従い自由に生きている次女に教わった本当の「もったいない」の意味。
ぜひ、あなたも実践してみてくださいね。
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