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安定を手放すのはもったいない?

私は2年半前、18年間続けてきた小学校教員を辞めました。
大学卒業後から務めていた公務員という仕事を手放したのです。

その時にたくさんの方から言われたこと。

「もったいない。」

公務員は、世間一般的には「安定」しているとみられるお仕事。
そんな「安定」を、心身ともに健康でありながら自ら手放したのですから、理解できない人は多かったと思います。

安定を手放すことは、怖いですもんね。

私が教員を辞める決意をしたのは、いろいろな思いや状況が重なったこともあり、詳しくはまたいつか書くとして・・

私が公務員という安定を手放し、本来の自分らしく生きる道を選んだ実体験を通してひとつ言えることは、

「安定を手放すことよりも、自分らしく生きられない方がもったいない。」

ということ。

たった一度の人生です。

今過ごしている毎日にもやもやを感じているのならば、一度それをとことんまで掘り下げて本当の自分と向き合ってみたらいいと思います。

家族の経済状況や子育てやいろいろな現実的なものは一度横に置いておいて、ほかでもない自分自身とだけ向き合ってみる。「このまま人生が終わっても大丈夫?」「本当にやりたいことしてる?」と問いかけてみる。

もしもそこで自分の本心が今の安定を手放すことに繋がったとしても、それは決して「もったいない」ことではないと思いますよ。自分の本心をなかったことにして自分を大切に生きられない方がよっぽどもったいないこと。

そして、本来の自分らしく生きる道を選ぶと不思議と自分の周りをとりまく環境が好転していきます。これも私の実体験。


ひとりでも多くの人が自分らしく生きられますように。
人生は有限です。限りある時間をもったいない使い方はしたくはないですね。

※カバー画像は、我が家の二社ある神社のひとつ。
神社の敷地内に立っていると、鳥居の向こう側が夕日で輝いていて心奪われました。「外の世界も悪くないよ」というメッセージかな、と勝手に受け取りました。


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