牧野 准子

38歳で建築デザインの会社を設立 17年前に北海道インテリアコーディネーター協会会長の…

牧野 准子

38歳で建築デザインの会社を設立 17年前に北海道インテリアコーディネーター協会会長の就任中に難病を発症し凹みまくり、どん底に落ちる。 車いす建築士目線での講演活動は800回を超える。へこたれないど根性で今日も生きている猫好き

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  • 熟女の品格

    今まで生きてきた経験から学んだことを綴っています。上手く生きるヒントになれば嬉しいです。

最近の記事

熟女の品格~経験から学んだこと VOL.6

親の小言と冷や酒は後から効くその②「浮いたかひょうたん」 この言葉、聞いたことありますか? ないですよね。 私は、子どもの頃から父に良く言われていました。 名古屋生まれの父から学んだこと。 (名古屋の方言らしい) 「浮いたかひょうたんじゃ駄目だぞ!」の言葉。 目的を持たずに、流されて周りと同じことをして、それでいいと思っていた頃があった。 プカプカ浮いているひょうたん。 波をチャプチャプ、波に流され~ひょうたん島はどこへ行く~。 「浮いたかひょうたん」は、適当に生きて

    • 熟女の品格 経験から学んだこと~VOL.5

      両親がこの世から旅だって早くも3年(父)と7年(母)。 子どもの頃は、親の言うことが厳しくて細かくて嫌だった。 ”親の小言と冷や酒は後で効くその①” こんな貼紙をどこかの居酒屋のトイレのドアに貼ってあるのを見たことが ある。 大人になって、ジワジワと効いてきた。大事なことなので残しておく。 例えば「夏休みの宿題」。 せっかく休みに入って勉強より、遊びたい衝動でいっぱい。 ラジオ体操から戻って(私の時代は、お決まりの子どもの朝活)、 朝食後すぐに外に行こうとすると「ストッ

      • 再生

        車いす建築士の私にできること

        アニメーション動画で作ってみました。

        • 熟女の品格 経験から学んだことVOL.4

          ~昭和からひょっこりでた思い出~初めての「きよしこの夜」 父の転勤により、スキーヤーに人気のニセコの麓で生まれ、3歳で現在の市に戻る。3歳になってすぐに、幼稚園に通うことになる。今思えば3歳の幼児が一人で道路を渡り結構な距離を歩いて通うなど信じられないことだと思う。それをさせていた親もすごいに尽きる。 その頃の記憶も断片的ではあるが残っている。近所に同い年の男の子がいて、時々そこのうちに遊びに行くのだが、少し時間が経つと家に帰りたくなる。家に帰り家事をしている母の姿を見つ

        熟女の品格~経験から学んだこと VOL.6

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        • 熟女の品格
          5本

        記事

          お盆が近づくと思い出す不思議な体験

          長女が2歳の頃、ベビーカーに乗せ近所に買い物に行った。 遙か遠くから白い着物を着たおばあさんがこちらに向かって来るのに気がついた。うわっ!まぶしい。蛍光塗料を塗っているかと思うくらいの不思議な光を放っている。だんだん近づいてきたが、頭の先から草履の先まで真っ白け。 あっけにとられて目が釘づけになっている私に突然、そのおばあさんは、「無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と手を合わせて拝み始めた。急なことで驚きより怒りがこみ上げてきて「気持ち悪いから止めてもらえます?やめろクソばばあ」

          お盆が近づくと思い出す不思議な体験

          熟女の品格  経験から学んだことvol.3

          世の中には、なぜ妬んだり人の成功や幸せを素直に喜べない人がいるのでしょうか。それは、自分と人を比べるから。 羨ましい気持ちが、自分より幸せそうに思える相手が段々憎らしくなっていく。 自分が満たされている人は意地悪をしない。 満たされない負の感情や自分への苛立ちが、やがて攻撃に変わり幸せな人を蹴落としたいとか意地悪をしてやろうなど、敵として頭にインプットされる。 あることないこと悪口を言ったり、何とかして仲間を集めて群れを作ろうとする。 群れは同じような満たされない者

          熟女の品格  経験から学んだことvol.3

          熟女の品格 経験から学んだことVOL.2

          お中元の季節になりました。送るタイミングで印象が違うことがあります。 昔OLだった頃。上司が口をすべらして言っていた言葉に耳がピクピクした。 「今年の中元の品、かぶってるんだよね〜。ビールばっかり。最初に、届いた○○のビールは嬉しかったけど、だんだん後の方になると、またビールかって思っちゃって。悪いけど誰からもらったビールか分からないで飲んでるわ」って。 いまどき上司にお中元はあまりないかもしれないが、お世話なった人に贈るなら早く送るのが良い。 同じ金額での贈り物なの

          熟女の品格 経験から学んだことVOL.2

          熟女の品格 経験から学んだことVOL.1

          <仕事のこと>長いこと生きているとたくさんの失敗がある。そこから学んだことをシリーズで書きます。知ると憂鬱な気分から抜け出すことができるかも。意外とうまく生きていけるようになるかも。 熟成を重ねた熟女の貴重な経験。熟成しすぎて酸っぱくなる前に・・・。 仕事をしていて、うまく行かず先に進めなくなることがある。 たちが悪いのは上から下から板挟み状態になった時。 誤解や思い込みからキツイ言葉を浴びせられ、また一方からは訳の分からない我が儘を言われ、サンドイッチの具になったよ

          熟女の品格 経験から学んだことVOL.1

          くじが当たる時に必ずある予感 ! 思い当たったらチャンス

          宝くじ、抽選会など、ほとんどがハズレが多いもの。そんな人生の中に、数回ラッキーチャンスの太鼓と鈴がなったことがある。 今までゲットした主なものは、フランス製プジョー自転車、トイレットペーパー1年分、ブランド皮手帳etc. 当たる時は予感がする。当たらない時は胸が踊らない。 突然ですが車をぶつけたことは、ありますか?私は4.5回あります。毎度、ぶつける前に嫌~な予感があります。言葉でいうと、モヤモヤした不快感。 くじに当たる時は正にその逆なんです。くじ引きの順番まちで並

          くじが当たる時に必ずある予感 ! 思い当たったらチャンス

          私の前から「たぬき」が消えていった

          最近愛するペットをなくした自分のためにも書いてみようと思う。 もし、同じように大切な存在を失って悲しくて堪らない人も元気になれたらいい。 今日で、命の恩猫の「たぬき」が亡くなってちょうど1ヶ月。生きものを飼うということは、いつか別れの時が来ると分かっていたつもりだったけど辛い、辛すぎる。 猫の「たぬちゃん」は男の子。いや、14歳だったからお爺ちゃん。 初めて出会ったのはペットショップの新春初売りセールだった。 ちょうどその頃、私は脊髄の進行性の難病を発症してしまった。イン

          私の前から「たぬき」が消えていった

          その気になったらド素人の私が3週間で電子書籍を出せた!(その2)

          (その1)では、その気になったきっかけを書きました。きっかけがあっても行動に移さないとそのままで終わってしまう。 チャンスとか運とかは待っていてもつかめない。空からパラパラ降ってくるのを手を広げてしっかり受け止めないと、地面に落ちて流れてしまう。 ご縁に感謝しながら、実際に出版までの過程を書きます。 電子書籍を出版できたのは色々な方とのご縁からです。たどり着いたのがシニアライフシフト研究会主宰や企業コンサルタントで活躍の名古屋在住の牧隆弘氏です。電子書籍で「しあわせのラ

          その気になったらド素人の私が3週間で電子書籍を出せた!(その2)

          その気になったらド素人の私が3週間で電子書籍を出せた!(その1)

          電子書籍って知っていますか? 聞いたことはあったけど、今年の4月にその気になり5月15日にAmazon Kindleから出版しました。そのきっかけと過程を書いてみました。やる気になれば何でもできる! 電子書籍に興味のある方、読んで下さい。鉄は熱いうちに打て~なのだ。 普段は車いす建築士目線で、障がいを持ったからこそ分かったこと知ったことをたくさんの人に伝えたくて小学校から大学、専門学校や企業、地域などで講演活動や調査、アドバイザーをしている。ハード面の設備のバリアフリー

          その気になったらド素人の私が3週間で電子書籍を出せた!(その1)