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熟女の品格~経験から学んだこと VOL.6

親の小言と冷や酒は後から効くその②

「浮いたかひょうたん」

この言葉、聞いたことありますか?
ないですよね。
私は、子どもの頃から父に良く言われていました。
名古屋生まれの父から学んだこと。
(名古屋の方言らしい)

「浮いたかひょうたんじゃ駄目だぞ!」の言葉。


目的を持たずに、流されて周りと同じことをして、それでいいと思っていた頃があった。

プカプカ浮いているひょうたん。
波をチャプチャプ、波に流され~ひょうたん島はどこへ行く~。
「浮いたかひょうたん」は、適当に生きている様。

今の私、荒波超えて人生の目的や軸を持てるようになった。

なんのためにするのか、なぜしているのかの軸がしっかりしていたら、プカプカ流されることはなくなった。辛くても、凹んでも嫌われても、何ていわれてもブレなくなった。


目先のうまい話に、プカプカ飛びつく人を見てドキドキしながら
見ているけれど、長続きしている人をあまり見たことがない。

継続は力なり。

嫌だと思うことも続けていると見えてくるものがある。


途中でやめると、今までの苦労が水の泡になりそうで、「もう少し、もう少し」と続けていたら、予想外の発見や成果がある。続けることで信用も生まれることも知った。

「浮いたかひょうたん」の父の言葉から、今までやってきたことを
ほとんど途中で辞めたことはない。また、辞めて二度とそこに行けないような辞め方もしたことはない。

もし、やめたいと思うことがあれば、それはどうしてやめたいのか考えてみて。「嫌になったから」「上手くいかないから」と言うのなら、「好きになる方法」「上手くいくにはどうしたらいいか」を今一度、思い直してやってみて欲しいです。辞めるのはいつでもできる。開き直りも一つの方法。
どうしても駄目なら、その時に辞めてもいいから。頑張っている姿を必ず見ていてくれる人がいる。



人生絶好調の時に車いす生活になりました。一時は必要のない人間になったようで社会からも残された気がしていました。でもできることを一つ一つクリアしていくことで人生楽しくなりました。泣き笑いの貴重な経験をインクルーシブ社会への実現のために発信していきます。応援よろしくお願いいたします。