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はみ出していく言葉たち

受け止めがたいことに直面した時

受け止めようと
受け入れようとする時

自分の肉体は
そのままそこに置いたまま
魂を抜き取って
空に預けて

0から
自分を納得させるための理由みたいなものを
積み木みたいに
折り合いが付くまで
ひとつずつ
積み上げていくのだと
思い込んでいたけれど

どうやら
一気に「0」までじゃなくて
一旦、30%くらいのところまで降りて
そこから一段ずつ下がって
底辺にある
「生きてることに感謝」というレベルに
辿り着くみたい。

そんな作業が度重なると
魂を預けたことも忘れて
その名の通り
抜け殻の状態で
無表情、無感情になる。

こういう方法でしか
受け止められないほど
未熟なんだと気付かされる。

かつて経験のある
この人には通じないと判断した途端に
口を閉ざし
シャッターを下ろすような意思表示。

言えないのか
言わないのか
言わせないのか

言える人の対角には
無数の
いろんな理由を抱えた人が居る。

想像力と共感力
駆使し過ぎると
身動きが取れなくなるから
シンプルに
素直になれたらいいのに。

久々、私から
はみ出した言葉たちは
満ちる波の影響もあることも
自覚しながら
それでも書く。
夜に。

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