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シンガポール生活

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ローカル美容院で髪を切る代償

ローカル美容院で髪を切る代償

髪が伸びてきた。

これまでは、ショッピングモールに入っているチェーン店、QBハウスやECハウスで髪を切ってもらってきた(値段はS$12)。

今回は、わざわざショッピングモールに行くのが億劫だったので、最寄りの美容院にふらりと近寄ってみる。

先客がいるようで、入店を躊躇していると、おでこにヘッドライトを光らせた女性店員が入れ入れと手招きしていた。

「この人の耳かきが終わったら、あなたの番だか

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服装のマナー

服装のマナー

ある日、知り合いのシンガポール人が近寄ってきて、こっそり教えてくれた。

「あなたが今日着てる服は、お葬式に行くときの格好だよ」

まじか。

その日の私は、真っ白の無地の半袖Tシャツに、黒い無地の長ズボン、白いサンダルだった。

私の中では、市場で買ったテロテロのズボン(S$7)が涼しくて、だいぶローカル感でてきたんじゃないの、と満足していたところだったのだ。

彼女が言うには、
「地獄の門番と

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魚料理のハードル2

魚料理のハードル2

4  魚の適正価格

これまでに買った魚の値段。
(2022年現在 1 S$=約100円)

[1尾買い]
・メアジ(18cm)   S$2
・アジ(20cm)    S$5
・沼臭いカレイ(25cm)S$8
・黒マナガツオ(20cm)S$5
・白マナガツオ(20cm)S$7

[切り身]
・雷魚(12×12cm)  S$4
・キジハタ(8×8cm) S$3.5
・サーモン(15×12cm)S$1

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魚料理のハードル1

魚料理のハードル1

シンガポールで魚料理は難しい。

スーパーで売っているパック詰めの魚は、みんな、鮮度をチェックするために、上からぐいぐい指で押すので、逆に鮮度が悪い。
市場で買うのが鮮度・値段共によし、とされるが、たくさんのハードルがある。

1  魚の名前がわからない
2 鮮度がいいかわからない
3 さばき方をどう伝えたらいいかわからない
4 適正値段がわからない
5 もちろん料理法もわからない

1  魚の名

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合鍵奮闘記 2

合鍵奮闘記 2

合鍵を諦めて、しばらく経った頃、玄関の鍵にエラーが頻発するようになった。
我が家の玄関は、鍵だけでなく、設定した指紋でも開けることができる。この指紋センサーがエラー続きで、開くことは開くけど、毎回けたたましい警告音を鳴らしていた。これでは、落ち着いて外出できない。

やっぱり、合鍵がないと!

「duplicate key」で、ネット検索し直していると、ミスターミニット、ホランドビレッジ店のクチコ

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合鍵奮闘記 1

合鍵奮闘記 1

我が家の玄関の鍵は、ディンプルキーでややこしい。ギザギザの鍵ではなく、裏表に丸型の溝が大小並んでいるタイプのもの。

日本でもおなじみのミスターミニットがシンガポールにもあり、そこだと、ディンプルキーの合鍵が得意だとのこと(ネット調べ)。

さっそく、近所のミスターミニットに行ってみると、若いお兄さんが対応してくれた。
「この手の合鍵は1本S$35。15分ぐらいかかる。」
高いなと思ったが、お願い

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シングリッシュの洗礼

シングリッシュの洗礼

シンガポールのロチョー駅近くのシムリムスクエアに行った時のこと。

シムリムスクエアは、東京秋葉原の電気街のような、電化製品(パソコンやスマホの周辺機器や部品、オーディオ機器など)がなんでもそろうビル。

古いスマホとTVをつなぐケーブルがあったら便利だなと、コード専門店をぐるぐるしていたら、トミーズ雅さんのような店主のおっちゃんに声をかけられた。

おっちゃん曰く、「そんな時代遅れのケーブルは、

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