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魚料理のハードル2

4  魚の適正価格

これまでに買った魚の値段。
(2022年現在 1 S$=約100円)

[1尾買い]
・メアジ(18cm)   S$2
・アジ(20cm)    S$5
・沼臭いカレイ(25cm)S$8
・黒マナガツオ(20cm)S$5
・白マナガツオ(20cm)S$7

[切り身]
・雷魚(12×12cm)  S$4
・キジハタ(8×8cm) S$3.5
・サーモン(15×12cm)S$15
・サワラ(18×13cm) S$15

「これいくら?」「もっと安くして」といったお店の人との会話は、何語でするのが1番お得に買い物できるのか知りたい。(知っても、できないが。)

私の隣で、同じ魚を買っているおばちゃんは、店主と福建語だか広東語だかでやりあっていて、何ドルで買ったのか、さっぱり聞き取れない。

何語であっても、値切りにはガッツが必要。

5  魚の料理方

煮魚、焼き魚、唐揚げ、南蛮漬け、蒸し魚(清蒸)、甘辛醤油炒め(紅焼)……

知っている料理方法で、買った魚をフィーリングで調理してみるけど、なかなか組合せが難しい。

アジっぽいと判断した魚を南蛮漬けにしてみたら、肉質がアジじゃなく、サバみたいだったので、全然甘酢が染み込まず、さみしかった。

また、主には、沼っぽい臭みに頭を悩ますので、揚げて、ニンニク唐辛子味とかスパイシーカレー味にしたら、問題は解決するのかもしらんが、さっぱりしたもんも食べたい。

シンガポールに着いてすぐ、家探し中、ホテルに滞在していたとき、掃除のおばちゃんに蒸し料理にむいている魚を教えてもらった。

・白マナガツオ(白鲳魚)
  身がころっと取れる
・キジハタ(紅斑魚)
  癖がなくおいしい
・コノシロの仲間?(午魚)
  身の肉質がふわふわした感じ

キジハタを清蒸*にして食べたら、とてもおいしかった。

現地の人に聞くのが一番だということは証明されたが、魚屋の店主や、隣で魚を買っているおばちゃんたちに、いい料理法を聞くガッツが欲しい。


*清蒸(チンジェン)
中国の料理法で、「(肉や魚を)しょう油などの調味料を使わずに蒸籠で蒸す(こと)」(出典:中日辞典)。

魚の清蒸は、器に入れて魚を蒸した後、白髪ネギや千切り生姜を乗せて、熱した油をジューとかける。お好みで、オイスターソースや醤油をたらりと追加したり、別皿につけだれを作ったり。

掃除のおばちゃん直筆の魚メモ
キジハタ 切り身

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