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うそっ!?声の出し方を変えるだけでラクに生きられるの?【かげやまただしさんのレッスン体験談】

はじめましての方もそうでない方もごきげんよう、ネットプリント絵本作家のまき子です。⠀

親がたのしいと、子供もたのしい」をコンセプトに日々を楽しむヒントをお届けする創作活動をしています。

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「楽しいのに疲れやすい」
「人と話してても、相手の反応がイマイチ・・・」

もしかしたら【声】のせいかもしれません。

ボイストレーナーかげやまただしさんの声のレッスンを受けましたので、理由を説明します。

1、声の出し方を変えればもっとラクに生きられる

最初に
「楽しいのに疲れやすい」
「人と話してても、相手の反応がイマイチ・・・」
の原因をお伝えしますね。

楽しいのに疲れやすい=息を吐きすぎている
人が話を聞いてくれない=圧が強い声の出し方をしている


この2つの現象は恥ずかしながらわたし自身のことです。

以前stand.fmでかげやまさんとコラボライブさせていただいた際、かげやまさんさんから「まき子さんの声の出し方は無駄にエネルギーを使っている」と教えていただきました。

その後、かげやまさんが【350いいね記念】に声のレッスンを無料で開催してくださるということになり、「省エネの発声法」を教えていただけることになりました。


「エネルギーを使って声を出すと何がダメなの?」
「元気があっていいじゃん?」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

まず

✅自分自身が疲れる

エネルギーを使って発声するということは「たくさん息を吐いて発声している」ということ。

たくさん息を吐いて発声しているとは、息を送っている時間が長いということです。

エネルギーを使わないようにするためには、喉を閉めて、シャボン玉がパチンと割れるような、トライアングルをチーンといい音で鳴らすような、そんな短い間隔で息を吐いて声を出すと、通常の3分の1のエネルギーで「相手に伝わる声」になります。

実際に練習したところ、

✔️まろやか
✔️軽やか

な声になる感覚でした。普段の自分の話し方に比べたら「ちょっと気取っている」感覚でちょっと違和感(笑)

ですが普段のわたしの話し方は、聞き手側からは驚くべくことに

✅圧が強く、他者のテリトリーにズカズカ踏み込んでくるように感じる

そればかりではなく、

✅エネルギーに耐えられる人しか周りに集まって来なくなる

「今日はちょっと疲れたな・・・」と思っている人には圧が強すぎて疲れさせてしまう・・・不快な声の出し方だったのです。

また恐ろしいことに

✅自分の子供も同じ声の出し方になる=圧の強い声の出し方になる

子供、特に赤ちゃんは親の声を聞いて育ち、声を出すことでしか意思表示できません。なので圧の強い声の出し方をしている親の子供も、圧の強い声の出し方になってしまうのです・・・だからお友達あんまりできないのか・・・わたしのせいだった〜申し訳ない・・・!


という訳で、声の出し方を変えれば

✅疲れにくくなる
✅接しやすい人間になれる

つまり

✅もっとラクに生きられる

ようになるのです。


かげやまさんも昔はわたしと同じように息を吐きすぎていたそうです。ですが3分の1のエネルギーで声を出すようになり、

✔️落ちこまないですむようになった
✔️周りに振りまわされなくなった
✔️自分でいられる感覚になった

そうです。

レッスンを受けて、3分の1どころか10分の1ぐらいのエネルギー消費に感じました。日頃どれだけ無駄にエネルギーを使っていたのか、ハッキリと理解することができました。

声を大きくすることと、相手に伝わる声はイコールではないということも驚きです。

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2、3分の1のエネルギーで声を出す練習方法

ではどうやったら3分の1のエネルギーで声を出せるようになるかというと

✅返事や挨拶を変える
✅声帯のウォーミングアップ「鳩なき」をする

先程も述べたのですが、喉を閉めて、シャボン玉がパチンと割れるような、トライアングルをチーンといい音で鳴らすような、そんな短い間隔で息を吐いて声を出すことを意識して、「はい」という返事や「おはようございます」といった挨拶で練習します。

その前に声帯のウォーミングアップ「鳩なき」をしておくと、息の使い方が上手になります。

では「鳩なき」のやり方です。

①歯を噛み合わせます
②唇を閉じます
③頬に息をためます
④肺から口の中に空気を移動させます

まさに生き物の鳩を想像していただけると分かりやすいと思います。

もっと詳しいやり方やコツは、かげやまさんのレッスンで教えてもらって下さいね!

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3、声で自己理解できる

今回かげやまさんのレッスンを受けて驚いたことは

✅声の出し方で人間が分かってしまう

と同時に

✅声の出し方で勘違いされてしまう

ということです。

たとえば「息を吐きすぎている人は、人に与えてばかりの人」とご指摘を受け、心にグサリと刺さりました。

「都合のいい女」になりやすいことに悩んでいた時期があったので、もしかしたら声の出し方のせいだったのかもと思うと、もっと早くにかげやまさんに出会っていたかったと思います。


また、わたしの声の出し方は「元気!楽しい!全力疾走!」という感じで、ちょっぴり、だいぶ?バカっぽい(笑)

元気になってもらいたいという気持ちでラジオ配信をしているため、通常よりも明るい声を出すように心がけておりましたので、イメージ戦略通りで悪いことではないと思いますが、30歳半ばにしては少し落ち着きがない印象を与えてしまうかもしれませんね。

また声から「運動部っぽい」「美術部や書道部などでは無いだろう」という印象を受けたそうなのですが、わたくしバリバリの文系インドア人間でして、日頃運動は全くしないし、書道も長く習っていたし、美術部でした。(筋トレは好きだし、アクティブな人間ではありますが)

とおい昔に新入社員だった頃、職場の先輩から「まき子さんは見た目と違って体育会系っぽくてイイね!」と言われたことを、10年以上経った今でも良かれと思って続けていたことが原因かもしれません。

悩んでいたことの一つに「自分の考えや感情が相手に伝わらない」ということがあったのですが、きっとこれも声の出し方のせい。

声で与える印象と、本来の自分にギャップがあるのでしょう。

話している内容や言葉に嘘はないのですが、声の印象だけで人間性の伝わり方が変わるなんて不思議です。


今回のレッスンを受けて、他にも

✅声を出すことに自信が無い自分がいる
✅常に身体のどこかに力が入っている

ことに気がつけました。


中学生ぐらいの時、友達と買い物に行っておしゃべりしていたら、友達から「声が大きいよ、静かにして」と怒られたことがありました。

自分自身は大きな声を出したつもりがなかったのでビックリして、それ以降「自分はしゃべっちゃダメなのかも」と思うようになりました。

それから大人になり、旦那があまりにもわたしとの会話の内容を覚えていないので、今度は「わたしはしゃべっても届かないんだ」と思うようになりました。

身内にとても声が通る人間がいたこともあって、自分の声の通らなさを比べてしまい「話すこと」「声を出すこと」に自信が無く、むしろ恐怖心を抱いています。

一方的に話すラジオ配信は平気だし、相手のお話を聴く対談は大好きなのですが、「おしゃべり」は本当に苦手で変に気を使って疲れてしまいます。

そのせいか、人と話す時や他者がいる空間では身体に力が入りがちです。

歯を食いしばったり、ずっと同じ姿勢で固まったり、息を止めてしまうクセがあります。

声帯のウォーミングアップはとても気持ちよく感じたので、リラックスするためにも日常的に取り入れたいと思います。(マスクのおかげで外でも出来そうなのでラッキーです)

たかが声、されど声。

声一つで自分のことを深く考えるきっかけとなりました。

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4、かげやまさんとは?

そもそもかげやまさんは何者なのかと言いますと、関西で活動されている「話し声専門」のボイストレーナーです。

歌うためのボイストレーナーは耳にしたことあるかと思いますが、話し声専門というのが面白いですよね!

かげやまさんは声が素敵なのはもちろんですが、穏やかな話し方をしながら、なかなかズバッと切り込む発言をしてくださるので、ユニークで面白いです。

優しいだけじゃないところが、かげやまさんの魅力です。

🍙

5、まとめ

✅声の出し方を変えれば、もっとラクに生きられる

具体的には

✔️息の出し方を変えるとと疲れにくくなる
✔️声のエネルギー量を調整して、接しやすい人になれる

そして声のエネルギーを少なくするには

✅返事や挨拶を変える
✅声帯のウォーミングアップ「鳩なき」をする


あなたも今よりもラクに生きてみたくないですか?

声の出し方一つで、新しい世界が待っているかもしれません。

かげやまただしさんのstand.fmのチャンネルでは「発声方法」や「滑舌」についてのコツが紹介されています。


声の出し方を変えて、あなたの肩の力がスッと抜けますように。



まき子🍙子むすび屋さん(@makicome1986

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