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【カナダワーホリ】経緯と現状・今の気持ちを整理しました。

みなさんおはようございます、麻希亜です。

このnoteアカウントは、カナダワーホリの準備や現地での生活を記録しようと思って作成しました。
元々は2020年7月、つまり来月にカナダに渡航予定でしたがみなさんご存知の通り
新型コロナウイルスの影響により、渡航を延期することを決定いたしました。

正直この1、2ヶ月はこの先のことを考えられなかったのですが
Twitterを見ていて、同じような境遇の方が結構いることが分かり
自分もこれからのことを少し考えた方が良いと思ったのと
自分と同じような状況の方と、もっと交流したいと思ったので
まずは自分の状況をまとめて、記事にしようと思います。

ちなみに「カナダワーホリ」について今まで書いた記事をマガジンにまとめたので
興味がある方はこちらをチェックしていただけると嬉しいです。

それでは書いていきたいと思います。
(過去の記事を見て思い出しながら書いていきます。もし間違っている部分があったらごめんなさい…。)

1.そもそも麻希亜ってどんな人?

2020年度で28歳になる、社会人3年目SE。(転職経験なし)
社会人1年目、つまり2018年10月にワーホリという制度を知り、自分も行ってみたいと思うようになる。

海外への渡航歴は
  高校短期留学:2週間ニュージーランド
  高校修学旅行:1週間アメリカ
くらいで、ほとんどなし。
初の海外はNZで1人でホームステイだったので、少しは鍛えられたかも。

大学卒業時の英語レベルは、平均よりちょっと低いくらい。
(TOEIC:535点)

2.ワーホリを知ってから準備に着手するまで

ワーホリを知ったのが2018年10月くらい。(当時26歳)
そこから制度についていろいろ調べて

 ・もしワーホリ後に「やっぱり日本で暮らしたい」と思った時に
  20代なら再就職できるかもしれない。
 ・日本での社会人経験も大切だと思うので、できれば3年は働きたい。

と思ったが、3年社会人をやると

  出発時:29歳 帰国時:30歳

となり、20代のうちに日本で就職活動が実現しないと思ったので
今の会社に2年勤めて、3年目のどこかでワーホリに行こうと決める。
(この判断は、後に結局無駄になる笑)

この時点ではニュージーランドに行きたい!と思っており、他の国にはほとんど興味はなかった。

実は「ワーホリ行きたいな」と思ってから、実際に行動をし始めるまでには結構時間がかかり
初めてエージェントに話を聞きに行ったのは2019年3月。
ここで、ワーホリの制度や行かれる国などについて改めて詳しく教えてもらい
「やはりカナダに行こうかな。」と思うようになる。

1つ目のエージェントさんにはいろいろと教えていただき、カナダのトロントへ渡航することを決め
行きたい語学学校も選び、見積もりまで出してもらう。

また当初はカナダ1国のみにワーホリ で行こうと考えていたが
やはりニュージーランドも諦めきれず(本当はニュージーランドの永住権が欲しくて
その最初のステップとして、ワーホリに行こうと思っていた)
カナダの次にニュージーランドへワーホリに行こうと考え始める。

ただしニュージーランドへワーホリで行った場合、2回目のワーホリ終了時は30歳を過ぎていることになり
「20代なら再就職ができるかもしれないから、3年目のどこかでワーホリに行く」と決めた意味は無くなってしまった。

3.いくつかのエージェントに話を聞きにいく

流石に1社のエージェントの話だけを聞いて、そこに決めるのは怖かったので
日本の他のエージェントへ話を聞きに行く。
実際に話を聞きに行ったのは上記のエージェント以外に、2社だったと記憶している。

2019年4月末だか5月頭に話伺ったエージェントで
「work permitの取得の手続きは進めていますか?」と聞かれ
「まだしていない。」と答えると
「もう始めた方がいいですよ!」と言われたので、慌ててwork permitの取得手続きを始める。
今思えば、この時にVISAの申請を始めてwork permitを取得してしまったことが(コロナの影響に関係なく)1番の失敗だった。
(結果論ですけれども……。)

4.work permitを取得する

上記で書いたように、あるエージェントに「早くVISAの申請をした方がいい」と言われ
6月くらいからwork permitの申請準備を進める。
実際に取得ができたのは2019年8月2日
つまり、私が今持っているwork permitは2020年8月1日までにカナダに入国する必要がある

5.無料エージェントを検討し始める

初めてエージェントに話を聞きに行ってから、なかなかエージェントを決められない日が続く。
会社名などで調べて評判などを検索してみると、日本のエージェントは悪い評判が多く
結構な割合の人が「現地の無料エージェント」を勧めていることを知る。

そこで現地エージェントに話を聞いてから、自分がお世話になるエージェントを決めよう。と思い始める。
それが確か2020年1月頃。

またこの頃に「いい加減、出国する日を決めよう」と思うようになり
手帳の1月のページに「出国日を決める!」と大きく書く。
検討した結果、2020年7月上旬に出国することを決める。
(弊社の賞与の支給日が6月末日なので、3年目だとどれくらいもらえるのか知りたかった笑)

実は計画当初はGW明けの渡航を考えていたが、ボーナス欲しさに渡航を後ろ倒しにして正解だった。
これはもう本当に結果論だが…。
7月の渡航は東京オリンピックの影響を受ける可能性も考えたが、ボーナス欲しさが勝った笑

Twitterなどでワーホリを予定していた人を探すと「3月〜5月の渡航を予定して仕事を辞めたが、コロナの影響で渡航を延期。
いつになったら渡航できるようになるかも分からない。」という人も結構いるようで
その点自分は、今も仕事ができているので恵まれていると思っている。

6.現地エージェントの話を聞きにいく

2020年2月、思い腰を上げてやっと現地エージェントの方に話を聞きにいく。
(たまたまカウンセラーの方が日本に帰国中で、直接お話を伺うことができた。)
ここでかなり具体的に、カナダワーホリというか
カナダへの移住も視野に入れて、どんなプランで渡航したら良いか教えていただく。
(カナダに移住したいなら、IELTS 6.5を取る事を目指しましょう、ということも言われる。)
そしてここで、永住権の取得を視野に入れるのであれば、トロントではなくバンクーバ一択だと言われ
バンクーバの語学学校を探す事を決める。

ちなみにその時に「最初は観光ビザで入国し、語学学校へ通う。そしてその後でワーホリビザに切り替えて1年間就労する。」というプランを提示されたが
すでにwork permitを取得しており、2020年8月にはワーキングホリデービザを発行する必要があることを伝える。

この時、work permitを慌てて取得してしまったことを後悔
普段はやりたくないことは後回しにしがちなのに、この時ばかりは自分の無駄な行動力を呪った。
(エージェントにも「もっと早く相談に来ていただけていれば」と言われたが
準備を進めるうちに「現地エージェント」の存在を知ったので、仕方がない。)

「早く渡航した方が良い」と言われたが、この時点ではまだ自分の会社にワーホリに事を話していなかったので
7月上旬の渡航を早めることはできないだろうな、と考える。

7.会社の上司に「1年海外に行きたい」旨を伝える

2020年6月末で会社を退職したいと考えていたので、その3ヶ月前の3月には正式にその話をしたいと考えていた。
そしてちょうど3月頭に上司と面談する機会があったので「その際に話したいことがあります。」と伝え
時間を取ってもらい、1年間海外渡航をしたい旨を伝える。

この時点ですでに、制度的に弊社は1年は休職はできない事を知っていたので
「退職も視野に入れている」事を伝える。
結果としてはやはり、自己都合では1年は休職できないので
退職する方向で話を進める
ことになる。

その後直属の上司に続き、課長、部長とも面談をして
「6月末には今の会社を離れる」事を決める。
私は客先常駐をしているSEなので、お客さんとの契約についても決めていただく必要があり
その辺のことも、この頃から調整を始める。

本来であれば5月で現場を退場して、6月に有給を消化し6月末に正式に退職するつもりでいたが
現場から2ヶ月で退場することが難しいかもしれない、とのことで
6月末まで勤務し7月に有給を消化、7月末に正式に退職する、という計画となった。

(この時の上司の判断が功を奏した。
もし6月末に正式退職をする場合は、4月中に退職届を出す必要があったが
7月末の退職となったので、退職手続きを取るとしたら5月中旬の予定だった。
しかしその後新型コロナウイルスの影響で渡航を延長することになり
退職届は出さずに今に至る。

今回の事情は特別なものなので、もしかしたら退職届を出していても
無情に辞めさせられることはなかったもしれないが
真実は分からないので、どちらにせよ退職手続きをまだしていなかったことは幸いだった。)

8.カナダで入国制限がかかる

カナダへ渡航を予定していた方はみなさんよくご存知かと思うが、3月にカナダが入国を制限する事を発表
実はちょうどのこの時期に、今仕事をさせていただいているお客さんへカナダワーホリを予定している事を話す。
ちなみに当時の自分は、延期はあっても「渡航できない」という可能性はあまり考えていなかった。

とは言え、渡航制限がかかった事でビザの延長が可能になったと聞いたので
ネットで手続きをしたが、入国期限まで1ヶ月切っていないと延長が認められず、申請は却下される。
先に書いたように私のwork permitは2020年8月が入国期限だったので
延長申請をするとしたら2020年7月に入ってからでないとできない。
7月には渡航をしている予定だったし、その頃には渡航制限が解除されていて
ビザの延長ができなくなっていたらどうしよう、と悩み始める。

9.カナダの語学学校の手続きをする

5月頃にカナダの語学学校の手続きを始める。
つまり、お世話になるエージェントを決定したことになる。
この頃はまだ「7月渡航」を想定しており、もし7月の1週目に入学をするのであれば5月中には手続きをした方が良い
ただしこの状況なので、入学を後ろに延期する場合も追加で料金は取られない
とのことだったので、現地で通う語学学校を決め籍を確保する。
(語学学校によっては1週間に入学する人数を制限しており
人気校だと、渡航前ギリギリになると制限にかかる可能性があるため。)

またもし仮に語学学校へ通う事を辞めたとしても、前金の5万以上の金額は必要ない、とのこと。
ちなみにこの金額は本来はエージェントの使用料だが、エージェントに学校の手続きをお願いした場合はエージェント料金は無料になるため
語学学校に通う場合は、学費から差し引かれる。

ややエージェントに急かされた感じで語学学校の手続きをしてしまったが
この頃から、ワーホリの延期を視野に入れるようになる。
(そして、中止の可能性もあると思い始める。)

10.入国にジョブオファーが必要になる

work permitを持っている人は入国する際にジョブオファー
つまり、カナダの仕事を見つけた状態でないと入国できない事を発表される。
つまり「仕事をせずにワーホリでカナダに滞在することは不可能」になったと理解する。

コロナの影響で経済は大打撃を受けており、現地の人でも仕事を失ったり新しい仕事を見つけることが難しい状況で
「ワーホリ中の人でも良いから人手が欲しい」と思われる仕事は、現地の人がしたがらないようなハイリスク・ローリターンの仕事であると考え
「最悪、ワーホリ期間中は仕事ができなくても良い」と思っていた。
そのため、この発表が私の計画を大きく変えることになる。

「日本にいる間に現地の仕事を探す」という経験もしてみたかったが
それと「新型コロナウイルスに感染するリスク」は全く別のことで
やはり自分の身を守ることが第一だと考えたので、渡航前に仕事を探すという選択肢はなかった。

私のエージェントも「入国するなら仕事を見つけてきて。」が本心ではなく
「今は(観光・遊び目的で)入国しないで欲しい。」が本心かと思うので
渡航を延期する事を推奨する、とのことだったので
渡航の延期を決断する。

この時点では、VISAを90日間延長した結果2020年11月頭まで期限が伸びるので
2020年9月、遅くても10月には入国しようと考える。

11.カナダワーホリ中止を視野に入れる

ワーホリの延期を決めたので、退職する日も後ろに伸ばしたいと上司と相談したところ
「もし制度的に秋頃に入国できるようになったとして、コロナのリスクは無くなってはいないと思う。
それでも本当に行く?」と聞かれ、退職を12月末まで伸ばす事を決める。

この時は正直、これからどうなるのか先が見えず、自分の将来のことも深く考えられない状態となっており
自分で考えた結果というよりも、上司にアドバイスをされた通りの選択をしたという感じ。

上にも書いた通り、私のVISAは90日の延長申請をしたとしても2020年11月が入国期限であり
再申請が認められるか、それ以上の延長・再取得などカナダ政府が何らかの対策を取ってくれない限りはwork permitの期限が切れるので
それを期待しての延期、それが叶わなかった場合はカナダワーホリを諦めるという決断だった。

元々行きたい国がニュージーランドだったため「カナダは諦めても良い」と思えたことが
この決断に繋がったと思う。

12.そして現状は?今、どう思っている?

まだ正式には決定してしませんが、私の退職は早くとも2020年度末となりそうです。
というのもありがたいことに、今お仕事をさせていただいているお客さんより
「可能であれば年度末までうちで仕事をして欲しい」と言っていただいたらしく
それなら年度末までお世話になりたい、と上司にお伝えしました。

というのも、上にも書いた通り私のwork permitは延長をしても2020年11月で切れるので
それ以降に関しては、12月でも3月でもそんなに変わらないと思ったからです。
何かしらの対処がされない限り、12月だろうが3月だろうが期限が切れることには変わらないかなと思ったので
それならば「年度末までお仕事させていただく」ことにしようと思いました。

やはり人に必要とされることって、ありがたいですからね。
何度か書きましたが、ワーホリを予定していて就活をしていなかったり、すでに仕事を辞められていて
現在不安な状態で、入国できる日を待っている人もたくさんいらっしゃるようなので
正社員として仕事を続けられることは本当に幸せなことだと思います。

また、カナダの入国制限がかかった頃から考えていたのですが
ニュージーランドのワーホリ準備を進めてみるのも1つの手かな、と思っています。
準備は早い方が絶対に良いですし、最終目的がニュージーランドなら
今からエージェントさんに話を聞いておいた方が、カナダに行かれても行かれなくても
これから先、永住権の取得に向けて有意義な時間を過ごせるかもしれない
と考えています。
(実はそう考えていたことはすっかり忘れていました。
 この振り返り記事を書いて思い出しました。)

ただし過去にも記事を投稿したように、カナダワーホリから心が離れてしまっていることも事実です。
現地で生活をしているところが想像できない、というより 
日本で、ワーホリの準備をしているところが想像できないです。
自分に取ってワーホリ準備で1番時間がかかりそうなところって、パッキングだったのですが
気軽にお買い物も行かれないような状況で、荷物の準備をしているところってちょっと考えられないですね。
もししようとしたら、結構ストレスになるのではないかと思っています。
それ以外にも、準備をすることがストレスになるのではないかと思っていて
それがワーホリへのモチベーションを下げている、1番の理由ではないかと思っています。

渡航前に日本の友達といっぱい遊びに行こう、と思っていたりもしましたが
それも今難しいですしね。
やはり日本で「日常」が取り戻せないと、なかなか渡航している自分を想像できないのだと思います。

もしこのまま、1度も海外に長期滞在せず日本で生活して行くことになったらどうなるだろうと考えることもあります。
これは記事にはしていなくて、ツイートしただけだったかもしれませんが
もし今日本で結婚したい人に出会ってしまったら、十中八九カナダワーホリは諦めると思います。
(ニュージーランドは行きたい気持ちを捨てられない気がしますが。
 そしてこんな状況で、そんな人に出会うことはないと思っていますが。)
やはり配偶者を日本に置いて、海外に長期滞在するのは罪悪感がありますね。
一緒に行ってくれる人だったら、一緒に行くという選択肢もありますが
流石にそんな人は多くないと思いますし。

とにかく今は緩くでも、英語の勉強を続けます。
ゴールが見えなくてモチベーションが下がり気味なのですが
ずっとやってみたかった「英語でゲーム実況」も始めてみたので
そちらの活動を頑張ってみようかな、と思っています。
編集中に、セリフで分からなかった単語を調べてみたり
自分が言いたかったけど言えなかった英文フレーズを調べてみたりしているので
続ければ良い勉強になるのではないかと思っています。

ちなみに麻希亜のYoutubeアカウントはこちら↓

まだまだ試行錯誤中ですが、撮影も動画編集も楽しみながらやっているので
頑張っていきます。

これから先どうしたいのかについても書こうと思っていましたが
かなり長くなってしまったので、今回はこの辺にしておきます。

「カナダから心が離れている」とか言いながらも
私と同じくカナダや他の国へワーホリに行く事を計画している人たちと交流ができたら嬉しいです。

長文記事でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


【2021/08/26 追記】

その後の経過を書いた記事を投稿しました。



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