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人間関係に悩んだら読み直す『オードリー・タンの思考』

修復不能な所まで人間関係にヒビが入ると、なかなか、修復が難しくなりますよね。

最近、職場のチームの雰囲気が重くて、どうしたらいいんだろう…と、悩むことが増えました。

ざっくり言うと、”二大勢力”がぶつかってる状況で。

両者の間に入れないかな?とか色々やってみたけど、先日、決定的に「もう無理だな~」と思う出来事がありました。

仕事をするチームの人間関係って、本当に大切。

そう思って、近藤弥生子さんの『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』を読み返しました📖


人口密度「高」台湾の必須スキル

今の職場を一つの「国」と考えてみると、オードリーさんのこの考え方がとても印象に残りました。

「私たちは、挫折(ざせつ)や対立を経験した時、どのように自分の心をケアすれば良いのかを非常に重視しています。台湾は人口密度がとても高いので、これは必須スキルなのです」

オードリー・タンの思考

特に、今は、私の大好きな人が攻撃を受けているような状況にいます。

自分が思っていた以上に、自分の心のケアが必要な状況だったんだなと。

話は逸れるけど、やっぱり、誰かを一方的に攻撃するような行動だけは、この先も、私は絶対に選びたくないです。

続いて、今回の再読では、台湾のこの考え方が目に留まりました。

「叱るという行為は、その人の態度についてではなく、ある物事に対して行われるべきです。その人に対する批評と、間違った行為を正すことは異なる行為だからです。
たとえば、誰かがはみ出し駐車をしている時も、赤信号で横断歩道を渡っている時も、その人を否定するのではなく、その出来事に対する批評であれば人前であっても行っていいと私は思いますよ。
このことを表す『對事不對人(ドゥイシーブドゥイレン。人ではなく、物事に対して行おうという意味)』という台湾の流行語があります。英語だと〈Don’t take it personally〉といったところですね。台湾でこの漢字五文字を知らない人はほとんどいないでしょう。誰もが100回は聞いたことがあると思います」

オードリー・タンの思考

最近の自分を振り返ると、「何で、こんなこと言うんだろう」と思うことが多くて。

つまり、物事でなく「人」に対する発言が増えていたのだと思います。

だから、どんどんどんメンバーに対してイライラするし、もはや嫌いになりかけているし。

何より、そんなことを感じている自分に、うんざりしているんだと気付かされました。

自分と違う意見をどう捉えるか?

私は、いつも自分が間違っているかもしれないという感覚を持っています」と、オードリーさんは言います。

自分と異なる意見を持つ人を説得したいとは思いません。
私の考え方が、自分の視野によって制限されているように、他の人は私とは違う世界を見ているわけです。

オードリー・タンの思考

私は、〇〇さんに嫌な思いをして欲しくなくて、傷ついて欲しくなくて、ここ半年近くずっと行動してきました。

だけど、攻撃をしている人側の話を聞いてみると、中には「なるほど」と思うこともあるのは事実です(攻撃することは肯定していないけど)。

「私は、間違っているかもしれない」と思ってみることで、一度立ち止まってみる8月にしようと思います!

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