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”心の体幹”を鍛えるために―週末ひとり時間

今朝ご紹介する本は、池田千恵さん『週末ひとり時間』📖

早起きや朝活の発信をされている池田さんが、週末のひとり時間をテーマについて書かれた一冊です。

本の中で見つけた「言葉」をテーマに、皆さんにある一冊をご紹介していく「言葉で聞く読書」📖
noteを読む時間がない方は、何か作業をしながらコチラをお聞き頂けると嬉しいです🍀


周囲の意見に左右されないための自分軸

本書で特に印象に残ったのは、この考え方です💡

なぜかというと、他人軸でなく自分軸で生きることの大切さを実感したから。

仮説を立てる時間が「ひとり時間」
仮説を検証していく時間が「みんな時間」
「ひとり時間」はみんな時間を大切に使うための手段でもある

週末ひとり時間

自分軸が定まっていないと、周囲の意見に左右されてしまいがちに。

一方で、自分軸に沿って自分で決断した場合、全く違う意見を言われても、気持ちがぶれることなく、自分の道を進むことができます。

心の体幹を鍛えるから「みんな時間」も楽しめる

自分軸を体幹に例えられている話が、印象的でした💡

ランニングの世界では、「体幹」という考え方を大事にするそうです。
腹筋や背筋など体の中心を支える軸を意識して、その軸がぶれないように走ることで、安定して比較的楽に楽しく走ることができます。
体幹を鍛えないまま闇雲に走って「タイムが伸びない…」と悩むのは、せっかくのエネルギーを無駄にするようなもの。

心の体幹を鍛えるための「ひとり時間」があってこそ、「みんな時間」も楽しめそうですね。

時には「NO」と言ってみよう

「最近、周囲の意見に流されているかも…」と、感じていた私にとって、本書との出会いは一つの縁だったと思います。

というのも、最近「あなたのためを思って~」と、何かを勧められる機会があって、上手く「NO」と言えずにいた自分がいたんです。

きっと、自分軸が定まっていたら「NO」と言えたと思うんですよね。

自分軸からそれるものは、「ありがとう。でも、私はいらない」と笑顔で言える自分になりたいです。

行為を憎んで人を憎まず

最後に、おまけです💡

上手く「NO」と言えずにいた自分、最近、人間関係で悩むことが多かったんです。

そんな時、池田さんのこの言葉にハッとしました。

尊敬している友人から聞いた言葉で、印象的なものがあります。
「行為を憎んで人を憎まず」
「罪を憎んで人を憎まず」は、よく聞く言葉ですが、「人の行為」にフォーカスすると新鮮な響きがあります。

もし、ある行為に嫌な思いをしたとしても、それはその人の一部分に過ぎないという考え方です。

池田さんは、「たった一つの行為だけで、その人を丸ごと嫌いになったらもったいない」と言います。

自分は共感できないことも、白黒つけずに

先に紹介にした「あなたのためを思って~」勧めてくれた人に対しても、一緒かなと。

決して、自分は共感できないことであっても、その一つだけでその人を丸ごと嫌いになったらもったいない。

白黒つけず、いったん脇に置いて置こう、と思うことができました。

自分が日々成長していくように、人も成長して変わる可能性を持っています。
・・・
マイナスの感情は、誰もが持っていて当たり前。
だから、しっかりどうしてそういう風に思ってしまうのか、何が自分をそうさせてしまうのかを「ひとり時間」で考え、自分の考え方のクセを受け止めてみませんか。

「ひとり時間」は、私が私のパートナーとなれる大切な時間です。

存分に私の話を聞いてあげることが、”心の体幹”を鍛えることにつながっていきそうです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます🍀

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