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学ぶことは生きること―独学の地図

今朝は、荒木博行さんの新刊『独学の地図』をご紹介します📖

2022年は、荒木博行さんの『自分の頭で考える読書』という本に大きく影響を受けた1年でした。

自分の中で、読書時間との向き合い方が変わった一冊です!

そんな荒木さんの新刊なので、今回も楽しく読むことができました🌻

それっぽい一般論を放置しない

まず、印象的だったのはこのお話。

本気で学ぼうと思うなら、それっぽい一般論を放置しない。
裏側に隠れている「経験の前後の差分」を削り出していくこと。

独学の地図

それっぽい一般論とは、例えば「努力が大事」といったもの。

誰でも語れることのできる言葉で、安易にアウトプットしていないか?と考えると…

自分には、心当たりがあり過ぎてヒヤッとしました。

「自分だけの具体論」に変換する

ちなみに、荒木さんは書籍を読んだ後、こんな風に”削り出し”されているのだそうです📝

  1. 素直に感じたことをアウトプットしてみる

  2. 「それっぽい一般論」がないかチェック

  3. 「自分だけの具体論」に変換する

「自分だけの具体論」を言葉にして初めて、学びにつながるのだと感じました。

他者に語るからこそ理解する

続いて印象的だったのは、このお話。

他者を意識するからこそ、短時間で私たちの学びの内容は高度に編集され、結晶化されていくのです。

独学の地図

理解したから他者に語るのではなく、他者に語るからこそ理解する。

一人で読んだ時より、誰かと読書会をした時のほうが学びが深いと感じるのは、きっとこのことが関係していそうです💡

本当に学びたいと思ったら、真っ先に他者を巻き込む行動を取るのが大切かもしれませんね。

学びは日常的な営み

最後に、大好きな言葉をご紹介します!

学びというのは、非日常的な空間で義務的にやる苦しい作業ではなく、生きている限り、日々そこにある日常的な営み

営みを継続していくためには、トレーニングが不可欠。

トレーニングの結果、新たなキャリアにつながることがあるかもしれません。

いつでもどこでも自由に学べる今だからこそ、楽しく学んでいきたいですね🍀

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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